退去不足金・連帯保証人について
■□相談内容
ご相談させて下さい。古くからの知人がアパート契約の際、
連帯保証人になって欲しいと頼まれました。特段深く考えずに、
知人の事も良く知っている事もあり承諾しました。
その際の知人からの説明としては、もし家賃が払えなくなったりしたら、
代りに払ってもらうかも知れないよと冗談交じりに言われ、
まあそんな事はあり得ないだろうと笑いながら了解し、
後日、契約書が送られて来て、連帯保証人の欄に記名し、実印を押しました。
印鑑登録も出しています。
そして先日、大家さんから、その知人が引越後連絡が付かないらしく、
家賃の不払い金3ヶ月分と、残置物処理費、補修費の合計32万を払って欲しいと
連絡がありました。驚いて、知人に連絡を取りましたが、連絡が取れません。
自己責任で、そのような知人の保証人になった非はこちらにあると思ってはいますが、
3ヶ月分の家賃はともかく、残置物処理費、補修費まで払う必要はあるのでしょうか?
知人と連絡が取れず、本当に3ヶ月も家賃の不払いがあったかどうかも分かりませんし、
ましてや残置物処理費、補修費なども、本当にかかっているかどうか分かりません。
大家さんの話しでは、本人が最後の確認時には立ち会い、払うとの念書(?)も取ってあると言い、
コピーを送っても構わないとも言っているのですが、何となく腑に落ちません。
個人的には、連帯保証人とは、
そう言った不払い金を払う必要があるとの事は理解していますし、
法律的に払う必要があるものであれば、払わざるを得ないだろうとは思っています。
ただ、本人と連絡が取れない間は、信用する訳にも行かず、
払いたく無いというのが本音なのですが…。
このまま、大家さんの言う通り払わないと、いけないものなのでしょうか?
□■アドバイス
こんにちは!ご相談事案ですが、連帯保証人として知人さんの債務保証をしている以上、
基本的には大家さんからの請求金額についての支払いは逃れられないものと思われます。
但し、請求額について疑問があるなら、その根拠を示すように主張する事は可能だろうと思われます。
それじゃあ立替えた費用は誰が払ってくれるの?…となりますが、
基本的な考え方は以下の通りです。
大家さん
↑ 1.知人のかわりに弁済しなければならない
相談者さん
相談者さん
↓ 2.立替え費用を返せ!…と請求出来る
知人さん
問題は知人さんを捕まえる事が出来るか、出来たとして弁済してもらえるか?…
という事ですが、大家さんに
「まずは大家さんの方で何とか知人を探して請求してもらえませんか?」
と発言する事すらも出来ないと定められているのが、
連帯保証人の大きな特徴です。冷たいようですが
「知らなかった」が通用しないのが法律の世界です。
可能性があるとすれば、大家さんに泣きつき何とか温情作戦に持ち込み
当座の支払いを猶予してもらい、その間に自力で知人さんを捕まえ
本人に一部でも弁済させる位しか無いのではないかと思われます。
(宅地建物取引主任者・藤原浩行さん)
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Posted on 10月 12, 2005 ●借りる→賃貸保証人 | Permalink
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