貸地の建物の競売について
■□相談内容
平成元年から20年契約で建物所有を目的に
土地の賃貸借契約を結んできましたが、3年ほど前から地代の滞納が始まり、
催促を何度もし昨年11月分まで何とか納めていただいたのですが、
その後裁判所より建物不動産の競売が開始されるとの通知がありました。
債権者は公庫なんですが、賃貸借している土地に2軒家が建築されており
(1つは賃借人所有、もう1つは賃借人の母親名義で
内部でつながった構造となっている)
今回競売されるのは賃借人の所有建物です。
当方は、今年7月に
契約解除の内容証明を賃借人とその連帯保証人に郵送しましたが、
先般裁判所のほうから来年2月に競売を行うとの通知を受領しました。
母親名義の建物にも、300万円ほどの抵当がついていますが、
今回の競売にはこちらの物件はついておりません。
占有者(多分、元賃借人)もまだいるらしく、
(昼中訪問しても一度も会えないが
近所の人の話によると夜中には帰っているらしい)
競売最低価格が約300万円なのですが、土地所有者としては
どのような行動をとったら良策なのでしょうか。
なお、今回の競売に関係なかった
もう一つの建物の所有者(元賃借人の母)は、
脳梗塞で病院に死ぬまで面倒を見てもらうため入院しております。
□■アドバイス
ご相談事案ですが、本件所在地がわかりませんので、
その地域の借地権割合や借地権の相場もわかりませんが、要するに…、
・相談者さんは土地所有者で(底地権者)…
・建物所有者(借地権者)がローン不払いを起こし…
・競売開始(最低売却価格300万)となったわけですね!
であれば、相談者さんにとりまして当該借地権を
格安価格(?)で買い取れる絶好のチャンスだと思われますので、
価格的に見合うものならば入札に参加なされては如何でしょうか?
その後の立退き交渉に関しては、現在の占有者は建物所有者のようですので、
裁判所より引渡し命令を出してもらう確率も高いものと思われます。
(宅地建物取引主任者 藤原浩行)

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