契約予定の物件の浸水被害について
相談内容
東京・20代女性
新築物件を契約しようと契約日を決めました。
しかし、契約日の1週間前に記録的な大雨が降り、
その物件が床上浸水してしまいました。
売主さんから、床の張替えやドアの取替えなどをしてから
引き渡すとの連絡がありました。
てっきり張替えなどが済んでから
契約をするものと思っていたのですが、
契約日は変更をしないで欲しいと言われました。
仲介業者には契約日を先伸ばして欲しいと伝えたのですが…。
早く売ってしまいたい気持ちは分かるのですが、
復旧工事が済む前に契約するのは、
不動産業界では普通のことなのですか?
また、浸水した場合家は傷みやすくもろくなってしまうのでしょうか?
資産価値もやっぱり下がるのですか?
立て続けに質問してしまい大変申し訳ありません。
このような場を探していて、やっと辿り着けました。
ぜひぜひ、よろしくお願いいたします。
□■アドバイス
異論のある方もいらっしゃると思いますが、
私は、契約そのものを考え直された方が宜しいように感じました。
理由は、以下の通りです。
●物件の被害状況が極めて不透明である
(=水流による土壌の侵食具合なども含め、
専門家に調査してもらうべき)
●近年の東京の気候を考えると、
今後も同程度の雨が降る可能性が高いため、
契約前に、立地的な問題などを再考すべき
(=当然、過去の状況を調べたりするための期間が必要になる)
●このような状況にも関わらず、
契約日の延期をしない業者と売主に、誠意を感じない
ただ、これはあくまでも私の個人的な判断ですから、
最終的なご判断は、他の意見などを踏まえた上で、
ご自身で後悔しない決断をしてくださいね。
(わんえるで~おー・前野)
□■アドバイス:2
前野さんのご返答の通り、物件の契約そのものをやめるべきです。
一部の材木を除いて、建築材は濡れに非常に弱いものです。
どの程度の浸水かにもよりますが、床上浸水なのは間違いないでしょう。
床の張替えやドアの取替えなどをして済むはずがありません。
早急な復旧工事等で済ませる業者自体に問題があります。
まさか、湿った根太の上に床を張るわけではないでしょう。
また、その地域を敬遠すべきです。
いくら新築の10年保証があるとはいっても敬遠すべきです。
おそらく、土地単価も安い地域だと思いますが、
もっと安全な立地をご検討された方が良いと思います。
資産価値は土地も含め、当然、低くなります。
特に業者買取の場合は、業者の瑕疵担保責任の関係で、
査定がかなり厳しくなることが予想されます。
(高原開発・涌井秀人さん)
■□相談者より
返信ありがとうございます。
物件は今、保険会社が状況をみているようですが、
契約は無し…にしてもらいました。
また、今になって去年の台風でも
同じ地域で浸水していることを教えてくれました。
学区の小学校が特殊で、
あまり生徒がいないことなどもわかりました。
そんなことがあり、どうもその不動産会社を信用できなくなりました。
どんな工事をするかも分からないのですが、
一度信用をなくしてしまった会社なので、
違う会社でまた物件探しをしたいと思います。
やっぱりおかしいですよね。
ここで相談してよかったです。どうもありがとうございました。
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Posted on 7月 13, 2007 ●買う→景観環境 | Permalink
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