開店したライブハウスの騒音のために引越す場合の賠償について
相談内容
東京・30代女性
ある日、いきなり工事が始まり、下階にライブハウスバーができました。
オープンしてからも、大家さんやそこの経営者から何の連絡ありませんでした。
仲介不動産業者に相談すると、
「大家さんから事情を聞くことはできますが、
あとは当事者同士で解決してください」と言われました。
週の半分くらい、日中にはリハーサル、夜10時くらいまでライブを行っており、
重低音の振動と、歌は歌詞がわかるほど聞こえてきます。
また、私の部屋の隣が事務所兼控え室になっており、
夜中にもひんぱんに人の出入りがある日もあります。
大家さんも気はつかってくれ、何かあったら言ってほしいと言われていますが、
オープンした店をやめてほしいとも言い出せない状況をみこして、
特に大きな問題がないように思われているようです。
また、ライブハウスの経営者が一度挨拶に来たので、迷惑していることを話しましたが、
こちらも何かあれば。言ってください程度で、今に至っています。
この建物に個人で入居しているのは私だけです。引越しも真剣に考えていますが、
こういった場合、大家さんに引越し代などを求めるようなことは可能でしょうか。
□■アドバイス:1
私見ですが、可能であると思います。法的なことを言いますと、
ライブハウスが、普通の生活する権利を侵していると考えられます(不法行為)。
■ご参考
株式会社環境総合研究所さん( http://eritokyo.jp/ )の下記ページ
http://eritokyo.jp/law/privatelaw1.html
実際の交渉では、ライブハウスだけではなく、大家や仲介不動産業者を交えて、
貴方の移転費用を支払って頂く交渉をするのが、一番良いと思います。
もし、交渉が上手く行かない場合、この不法行為に該当するかどうかは、
結局は司法の判断によることになりますので、
弁護士等の専門家にご相談するのが宜しいかと思います。
(高原開発・涌井秀人さん)
■□相談者より
早速のご回答、本当にありがとうございました。
まず、ほっとしました。
現在の住居も場所も気に入っていて、5年も住んでおり、
この騒音騒動が出てこなければ、ここでこれからも暮らしたかったので、
今回のことは非常に残念です
(今も夜の11時ですが、音量は少し抑えてはいるものの、まだ演奏中です…)。
後日、転居せざるを得ない状況を伝えて、交渉に入りたいと思うのですが、
転居費用を出していただけるのは、通常は大家さんと考えてよいのでしょうか。
ライブハウスのほうは、私のお世話になった仲介不動産ではなく、
別ルートで入居しているようです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
□■アドバイス:2
私見ですが、ライブハウスは事業者になると思いますので、
その建物がライブハウスに適しているかどうかを、自分自身で判断する必要があります。
もし、その建物内に住人がいることを知っていて借り、なおかつ適切な処置を取らない
のであれば、当然、事業者としての責任を果していないと思います。
一方、大家も賃貸業という事業者になると思います。
新規入居者のライブハウスにきちんと一般住居が入居していることを
知らせるべきですし、しかるべき対応を取るように入居の条件に入れておくべきです。
つまり、ライブハウスと大家の双方に事業者としての責任があり、
転居費用についても、大家とライブハウスの双方と話し合う必要があると思います。
なお、大家とライブハウスの負担割合については、当事者の賃貸借契約書の内容にも
よると思いますので、ライブハウスと大家が話し合って決めるべきことであると思います。
(高原開発・涌井秀人さん)
■□相談者より
ご回答、ありがとうございました。
これから具体的に動いていきたいと思います。
ありがとうございました。
★トラブル解決のためにガンバッてます!
★ランキングのクリックにご協力いただけると嬉しいです(*^^*)
↓↓↓↓↓

Posted on 9月 25, 2007 ●借りる→立ち退き補償 | Permalink
トラックバック
このページのトラックバックURL:
http://app.dcnblog.jp/t/trackback/104620/10224743
このページへのトラックバック一覧 開店したライブハウスの騒音のために引越す場合の賠償について:

コメント