塗料の臭いに対する責任について
相談内容
兵庫・20代男性
はじめまして。今年の7月末に不動産(中古マンション)を購入した者です。
今回、ご相談させていただきたいのは、家の臭いの件です。
物件購入前に臭いがかなり気になったので、不動産業者の担当者に、
「この臭いは何ですか? 消えますか?」
と聞いたところ、
「外壁塗装をやり直したペンキの臭いで、窓を開けていれば、
1ヶ月くらいでとれますよ」
と言われ、安心して購入しました。
しかし、ずっと窓を開けて風を通しているのですが、全く匂いが取れません。
ホルムアルデヒドなどの有害物質も心配です。
現在、不動産業者の担当者に、言った責任を取って、臭いを取ってほしいと
言っており、一応、対応はしてくれているのですが、
全く知識のない人を連れてきたり、先に進みません。
また、本人から、知らないから責任はとれない旨の手紙を受け取りました。
今回のような場合、「説明義務違反」などになるのでしょうか?
そろそろ寒くなるので、すぐにでも原因と思われるところを
リフォームしてもらうか、何らかの対応をとってほしいと思います。
どう交渉すればいいのでしょうか?
□■アドバイス:1
相談者さんへ。1ヶ月たって臭いが消えないのは辛いですね。
でも、これはありえることです。
また、不動産屋さんの営業担当の回答としては、よくありますから、
特段、責められるレベルではありません。
その言質を担保にとって、臭いを無くさせるのは酷なように思いますし、
相談者さんも、契約や、入居する前に、正しい情報を得る努力をせず、
不動産屋さん営業担当の過失を責めるのは、少し無理があります。
塗られている塗料などの推測が容易につく専門的な推測からのアドバイスです。
たぶん、十中八九、あなたの健康は損なわれないでしょう。
あなたが特異体質でない限りですが…。
中尾正文 一級建築士 塗料の詳細体得者として…
(グッドカラーステッション・中尾正文さん)
■□相談者より
返信ありがとうございます。
正しい情報を知ろうと思い不動産担当者へ問い合わせたのです。
分からない情報を断定して返答した不動産担当者に
過失があるのではないでしょうか。
分からないのなら、分からない旨を伝えるのが通常の対応ではないでしょうか。
匂いの件ですが、外壁の匂いではなくリフォーム後、1年半締め切っていた時の
匂いではないのかと思うのですが、どうなんでしょうか?
クロスやフローリングに匂いがつくものなのでしょうか?
□■アドバイス:2
もし、
●貴方 → 不動産業者に対して責任を取らせたい
●不動産業者 → 責任は取れない
という形になっているのであれば、法的手段(裁判・調停など)で
解決することになるでしょう。
さて、返答に対する過失については、最終的には法律の専門家に、より
詳細な状況をお伝えいただいた後、ご相談いただくべきだと思いますが、
不動産業者が売主でなかったとした場合、担当者は、
●過去の経験で、通常は1ヶ月程度で臭いは消えるため、そう案内した
となると思いますので、故意に事実を隠蔽したのではないように思えます。
そうなりますと、これを「予期できたこと」とすることができるかどうかは、
難しい気もします。
また、「断定」とおっしゃっていますが、例えば、契約書や重要事項説明書、
覚書などに、その旨を追記してもらったなど、証拠として残ってますか?
口頭の説明だけの、言った言わないで責任を追及するのは、
状況的に厳しいケースも多々あるでしょう。
実際に責任を取らせると言うことであれば、
瑕疵として、「売主」に対して、問うべき問題だと思います。
但し、その場合は、
●ホルムアルデヒトの有無を含め、専門機関に調査をしてもらう
●上記の調査結果で、健康被害があると言うことを証明し、
その資料を証拠として提示される
ぐらいのことをやっておかないと、貴方にとって有利には進まないと思います。
当然、不動産業者や売主は費用負担を拒むでしょうから、貴方負担です。
納得がいかないでしょうから、この費用の支払も、法的手段で解決すること
になると思います。しかし、測定結果で健康被害が無いのであれば、
物件に対する責任を取らせることはもちろん、
調査費用を負担させることも厳しいと思います。
いずれにせよ、まず、
●自治体の消費生活センター
●地元の宅建協会などの主催する無料相談
(開催場所や日程は http://www.zentaku.or.jp/ )
●自治体などの無料法律相談
●Fudosan.JPのサイト内の、
http://fudosan.jp/database/houritsu.html
のリンクにあるような法律の専門家の無料相談
などで、貴方の主張で、法的に対抗できるのかどうかを、
きちんとご自身で判断された方が宜しいのではないでしょうか?
(わんえるで~おー・前野)
■□相談者より
返信ありがとうございます。
証拠は残してないです。
普通は話したことなど、全部残しておくものなのでしょうか?
大手不動産業者なので、安心してました。
祖父や親戚が不動産業者なので、間に入ってもらいます。
対応しなければいけない状態に追い込み中です。
不動産業者負担で専門機関に調べてもらうことになりました。
有害物質があれば、瑕疵担保で売主に対応してもらい、
なければ臭いを取る方向で、再度調整してもらうことになりました。
法的手段は最終手段だとおもいますので、
あくまでも話し合いで解決できればと思います。
□■アドバイス:3
信頼関係が崩れていない時点で、話したことを全て残す必要など、
ないでしょうね。
ただ、問題点があり、その解決が前提であれば、
それを保証する内容を文書で残しておくことが大切です。
そうすれば、話し合うにせよ、法的手段に訴えるにせよ、
それが証拠になりますので…。
(わんえるで~おー・前野)
■□相談者より
臭いの場合は有害無害に関係なく瑕疵担保責任を問えるみたいで、
売主に全クロス張替え、有害物質の調査、張替え期間および換気期間の
ホテル代を賠償していただくことになりました。
★トラブル解決のためにガンバッてます!
★ランキングのクリックにご協力いただけると嬉しいです(*^^*)
↓↓↓↓↓

Posted on 10月 4, 2007 ●買う→瑕疵担保責任 | Permalink
トラックバック
このページのトラックバックURL:
http://app.dcnblog.jp/t/trackback/104620/10224857
このページへのトラックバック一覧 塗料の臭いに対する責任について:

コメント