中古マンションの選び方について
相談内容 中古マンションの選び方について
東京・40代女性
はじめて、相談させていただきます。
中古マンションを探しておりますが、都心なので、
中古といっても私にとってはかなりの金額です。
メリットの話はあるものの、デメリットについて、
業者さんからは、詳しい説明がありません。
以下のような物件のデメリットについて、お教えください。
●借地権の物件
借地権の残存38年の物件があります。
同等の所有権の物件に比べ、300万円以上安いかと思います。
●築年数が古い物件
築30年の物件があります。
中はリフォームする必要がありますが、環境は良く、
建物自体の修理等もきちんとしてあるように見えます。
この後、どの程度、住むことが可能なのでしょうか?
また、どの程度まで、売却する価値があるのでしょうか?
どうぞ、よろしくお願いします。
□■アドバイス:1
等おそらく、あまりに漠然としていて、
皆さんも答えるのが難しいのではないかと思います。
●借地権の物件
おそらく「買うか、借りるか?」で、「買う」を選ばれたのだと思いますが、
それと同じように考えることができると思います。
つまり、土地に関しては「賃貸」です。
ですから、その分、物件自体の価格も安いでしょうし、区分所有に比べて、
税金などのメリットについては、おそらく、説明を受けられたことと思います。
反面、毎月の地代を支払う必要があるでしょうし、もしかすると、その地代が
物価の変動によって上昇する(つまり賃上げされる)可能性もあります。
もちろん、その逆も…です。
また、権利更新時の更新料が発生したり(=契約内容を確認してください)、
仮に取り壊す場合には、その解体費用の負担が必要になったり(=こちらも契
約内容を確認してください)、借地権の期間が切れてしまった場合の対応などが、
面倒な場合もあるかと思われます。
さらに、売却するにあたっても、安かった分、当然、安くなるものと思われます
し、特に借地権の残存期間が短くなった場合、売りづらくなる可能性が高いよう
にも思われます。
●築年数が古い物件
外見上綺麗に見える…と言うことですから、管理はなされているかと思われます
が、配管なども含めて、どの程度住めるか、将来売却する価値があるかは、
分からないでしょう。
本気でご購入をご検討なさるのであれば、
●過去の修繕記録
●今後の予定(将来は修繕や補強でしのぐのか、建替えるのか…など)
などを、業者さん経由で、前所有者に対し、管理組合から取り寄せてもらうなど
して、まず、管理履歴・計画を見た上で、きちんとご判断なさることをお奨めし
ます。
ただ、個人的には、デメリットも含めて、
きちんと説明してくれるような業者さんこそ、信頼できると思います。
業者さんであれば、当然、説明できる内容ですから…。
(わんえるで~おー・前野)
■□相談者より
お返事ありがとうございます。
このような内容の説明は、業者さんからはありませんでした。
こちらから、かなりしつこく質問したのですが、
ばくせんとした回答しか得られませんでした。
とても、助かりました。
ご回答をもとに、もう少し自分で調べてみます。
ありがとうございます。
□■アドバイス:2
借地の件ですが、将来売却される際、やはり、借地期間の残存期間によって、
かなり難しくなるケースが考えられます。
築30年以上のマンションについて…ですが、一番大きいのは耐震の問題です。
昭和56年6月に建築基準法が改正され、新耐震基準になりました。
このときより以前の建物は震度基準が震度4だったのが、
この改正によって震度6に変りました。
いずれにしても、「昭和56年6月以前」の建物の場合、
現在の耐震基準に適合しない物件が多数あると考えられるので、
ご心配であるなら、構造設計屋さんなどに確認されると良いと思います
(これは不動産屋には分からないことなので、答えようがないと思われます)。
(1級建築設計・石田さん)
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Posted on 2月 1, 2008 ●買う→中古物件 | Permalink
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