下水用地取得のメリット・デメリットについて
相談内容 下水用地取得のメリット・デメリットについて
神奈川・50代男性
我が家からの下水が、
ある法人の土地内にある下水溝を通って、マスへ流れています。
そこを流れる下水は、我が家のもののみで、他家のものは流れません。
その土地は約20平米ですが、細長くて下水溝以外の使い道はなく、
固定資産税も不要です。
今回、ある法人が、その土地を私へ無償で譲ると言ってきました。
確かに我が家のみの下水ですが、私が所有する場合、
どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
また、このような土地を市などの自治体に譲渡することは可能でしょうか?
□■アドバイス:1
お答えする前に当方からの質問がございます。
1.下水というのは、「家庭雑排水」のことでしょうか?
2.下水溝と言うのは、「家庭雑排水用の側溝」のことでしょうか?
それとも「雨水のみ流している側溝」なのでしょうか?
3.一般的に下水といいますと、
●トイレの排泄物や家庭雑排水を流す為の配管のこと
で、
●公共下水や集落排水のことを指す場合が多い
のですが、いかがでしょうか?
4.「3」の下水管の場合は、
●敷地内ですと宅内配管
●公道等に埋設する場合は本管
になりますが、配管の種類は何になっているのでしょうか?
下水管が埋設されている場合、
土地の購入はしておいた方が後々のことを考えると(特に建て替えや売却時)
よいのですが、宅内配管の場合は、貴方の個人所有になると思いますし、
万が一、本管が埋設されている場合は、市町村への譲渡、
または寄付採納も可能かと思います。
また、下水管ではない単なる雑排水用の側溝の場合は、
●その対象土地の公図と謄本を取ってみてからの判断
ということになると思います。
公図や謄本に側溝(=水路)が入ってないのであれば、
やはり、後々のことを考えると、購入しておいた方が良いと思います。
但し、この場合は分筆を含めると、結構、費用が必要となると思いますので、
費用負担がどの程度必要か、
相手方と話し合って、良く調べておく必要があると思います。
なお、側溝の場合で、近い将来、
●行政による公共下水や集落排水等の下水の整備が予定されている場合
は、雨水はどっちみち宅内処理となり、流し込めませんので、
その土地を購入するメリットは基本的に無いと思います。
(高原開発・涌井さん)
■□相談者より
お教えありがとうございます。
「雨水のみ流している側溝」で、しかも雨水の一部です。
家庭雑排水と、屋根への雨水・すなわち雨水の大半は、
宅内配管を通して公共下水へ流れます。
その土地は無償で譲るとのことで、かつ、固定資産税なしとはいっても、
わずかな雨水だけですので、余分なものを持つなら、
公所有はいかがか…と思っています。
□■アドバイス:2
市町村の条例や立地にもよると思いますが、雨水のみであれば、
宅内での浸透マスの設置等による浸透処理で充分対応は可能かと思います。
その場合は、雨水用の側溝は不必要かと思います。
道路の雨水につきましては、個人の問題ではありませんので、
当然、市町村等の行政が買い取るべきだと思います。
なお、雨水の宅内処理の方法等については、
市町村の建設課等の担当部所に確認されてはいかがでしょうか?
浸透升の設置費用と、その土地の無償譲渡(=贈与)とどちらが得かは、
貴方自身が比較検討して決めるべきことだと思います。
(高原開発・涌井さん)
■□相談者より
アドバイスありがとうございました。
その下水溝への雨水は、我が家からのみでなく、
道路や、近所10軒ぐらいから流れ込んでいます。
我が家からの雨水は僅かでしょうから、土地を譲渡については遠慮し、
特に何もしないことにしました。
重ねてありがとうございました。
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Posted on 5月 21, 2008 ●資産→水道管 | Permalink
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