保証会社と連帯保証人の両方を要求された場合について
相談内容 保証会社と連帯保証人の両方を要求された場合について
東京・30代男性
はじめまして。
当方、事業をはじめて半年ほどの者です。
事務所として普通のマンションを借りようと思い、申し込みをしたところ、
連帯保証人(義兄)は立てているのに、さらに連帯保証代行会社
(家賃0.5ヵ月分、2年目以降、年間1万円ずつ)への加入も要求されました。
連帯保証人には問題なく、問題があるのは私のようで、
事業をはじめたばかりの私の信用に問題があるため、代行業者も必要とのことでした。
しかし、連帯保証人と代行業者の両方を求められることは、
一般的にはありえるのでしょうか?
□■アドバイス:1
私見ですが、賃借人本人の信用に問題がある場合は、ありうることだと思います。
連帯保証人は、万が一の為にお願いしてあるのですが、実際問題としては、
連帯保証人から回収するのは手間がかかったり、回収ができないケースもございます。
一番は賃借人本人がしっかりしていることですが、勤続年数不足等、本人の信用に
問題がある場合は、今までは契約自体を断るケースが多かったと思います。
貴方が納得できない場合は、借りなければよいだけです。
良くご検討の上、判断されれば、よいと思います。
(高原開発・涌井さん)
■□相談者より
ご回答ありがとうございます。
その後、不動産会社と色々と交渉しましたが、今のところ、
不動産業界の不透明な部分が浮き彫りになって、不信感のみが残っている状態です。
その理由として、下記のようなことが挙げられます。
1.「連帯保証人を不動産会社があてにしていなことはわかったが、消費者にとっ
て、連帯保証人は重みがあり、安請け合いもできないし、頼むときも頭を下
げてお願いをするものである。できるなら、連帯保証人というプレッシャー
を与えたくない。代行会社が連帯保証人になってくれるのであれば、代行会
社だけとういうのは駄目なのか。また、代行会社はこちらで選択しても良い
のか」
「両方必要。代行会社は借主の信用の無い部分を補うもので、言い換えれば、
信用の無い部分を借主がお金を払って信用を買って補うようなもの。また、
代行会社は提携しているところしか採用できない」
2.「こちらは信用が無いことはわかっているので、契約期間中(2年間分)の家
賃を前払いするだけの資金はすでに用意してある。家賃の前払いをすれば、
代行会社は要らないのではないか。」
「家賃は月々払って頂くものなので、前払い制度は行ってない」
3.「(その不動産会社と提携している審査の会社が全てを判断し、その不動産会
社としてもどうすることもできないとのことなので)その審査の会社の方と
直接話しを伺いたい」
「審査の会社から連絡を差し上げることはできない。会社名、担当者も教える
ことはできない」
やり取りは以上ですが、私は、10年以上小売業界で店長や本部への勤務をしてきて、
それなりに社会経験を積んできたつもりです。
しかし、白黒はっきりしている世界で仕事をしてきたせいか、
上記のようなやり取りからすると、不動産業界は、まだまだ不透明なイメージを抱きました。
いち消費者としてみると、不動産会社と代行会社が組んでいて、
消費者から少しでもお金を巻き上げようとしているとしか思えません。
私は間違っているでしょうか?
□■アドバイス:2
システムの説明が不充分なのだと思います。
通常、保証会社を賃借人は選択はできません。
不動産会社は特定の保証会社と提携する時に入会金や年会費等を支払っております。
当然、賃借人が利用できる保証会社は、その不動産会社が諸経費を支払って
提携している保証会社に限定されます。また、そのように不動産会社と提携している、
しっかりした保証会社でなければ、逆に信頼はできません。
1~3とも、その不動産会社の返答の通りです。
ところで、貴方の言いたいことは、逆に、一切、私には理解できません。
貴方が自分で自分を信用あると勘違いされているのではないですか?
過去にどのような職業につこうが、そんなことは一切関係ありませんよ。
そんなことを言えば言うほど、「胡散臭い奴」と見られるのが、
日本では一般的なことだと思います。
店長までやられたのに、今は勤務先を変えられているということは、
何らかの問題があったと思われても仕方ないでしょう。
不動産業者は、基本的に全てのお客様を平等な目で見ているだけだと思います。
大事なのは、今現在の勤務状況でしょうね。
もし、ご不満であれば、貴方を信用して下さる友人等にお願いして、
どこか友人にでも貸してもらえばよいと思いますよ。
なお、私は大手のフランチャイズのコンビニのオーナーを約15年間やっていましたが、
私見ですが、あのシステムは非常に不透明であったように感じています。
ですから、小売業が白黒はっきりしているという、
貴方の言い方にはかなりの反感を覚えます。
貴方の言葉を借りるならば、小売業のフランチャイズの本部なんてものは、
オーナー達に肉体的な苦労させて、お金を巻き上げて儲けているだけの
不透明極まりない業界だと思いますよ。私の経験上から言えば、
不動産業界の方がはるかに質も良く、白黒はっきりしています。
(高原開発・涌井さん)
■□相談者より
涌井様、ご回答ありがとうございます。
私の最初の質問に戻りますと、
「連帯保証人と代行業者の両方を求められることは、一般的にはありえる」
ということが今回わかりました。ありがとうございました。
また、弁解させてください。
私は自分のことを信用がある人間だとは少しも思っておりません。
今回私が独立したのも、充分な計画の上で行ってきました。
独立後は社会的な信用がなくなることはわかっておりましたので、
会社員の間にマイホームを購入し、住宅ローンの支払いも終えて、
独立のための充分な資金を作った上で独立しました。
そのため、家賃も2年分は用意していたのですが、よく考えると、
「金さえ払えばいいだろ」的な手段に見えますね。逆効果ですね。
また、「不動産業界ちゃんとしろ!」のような発言も申し訳ございませんでした。
私がいたところは、直営40店舗くらいの会社で、お客様にも取引先にも一切媚びず、
白黒はっきりした商売をしてきたので、発言に過信があったと思います。
涌井様はじめ、こちらを閲覧していらっしゃる不動産業界のかたへも
失礼な発言でした。申し訳ございませんでした。
□■アドバイス:3
この場は、あくまでも個々のトラブルの解決を目指すための用意しており、
アドバイザーの方は、全てボランティアで、本業の合間に、
お忙しいお時間を割き、貴方のトラブル解決のために回答くださっております。
業界に対する不満や要望などは、
「不動産の目安箱( http://fudosanbbs.2525.net/ )」
に、投稿してください。
(保証人会社についての意見は、
http://fudosanbbs.2525.net/2005/11/post_93cc.html
などが宜しいでしょう)
なお、今回の貴方の件につきましては、
●その不動産事業者が、事業用物件だけではなく、居住用物件でも、
すべての契約者に対して、例外なく保証会社、保証人の両方を要求している
ということであれば、利益のための手段と思われる可能性もあります。
しかし、今回の相談から判断いたしますと、その不動産事業者の仲介においても、
●貴方の場合は、保証会社と保証人の両方
であり、
●保証会社のみの方、保証人のみの方もいらっしゃる
という可能性が高い物と思われ、そうであれば、当然、貴方の信用に対する問題
になるかと思われます。
この信用の基準に関しては、不動産業界だけではなく、
ローンやクレジットカードの契約の際でも、個々の状況の判断によりますので、
明確な条件…というものは公開されていないと思います。
(草柳@Fudosan.JPサポート)
■□相談者より
草柳@Fudosan.JPサポート様、ご回答ありがとうございました。
「不動産の目安箱」のご案内ありがとうございました。
「保証人会社についての意見」の記事に関しましては、すでに拝見させて頂いて
おり、私の件とは少し異なると判断して相談させていただきました。
私の最初の質問に戻りますと、
「連帯保証人と代行業者の両方を求められることは、一般的にはありえる」
ということが、今回わかりました。ありがとうございました。
□■アドバイス:4
ご丁寧なご返事、有難うございます。
以下はサポートとして立場ではなく、個人的な立場で…ということですが、
おそらく、その不動産業者の説明も、充分であったとは思えません。
例えば、保証会社について公開できないことは無いですし、
個人情報保護の観点から考えますと、どの会社に情報がいくのかを、
契約者は知る権利があると思います。
(ただ、それを教えなかったのは、もしかすると、契約上、本来は
自分たちで防がねばならないクレームを、信用保証会社に対して
入れられてしまうことを、避けようとした可能性もあるかも知れません)
いずれにせよ、すでにお気づきかと思われますが、貴方の業界でも、
いい加減なところもあれば、貴方、そして、在籍されたFCのように、
しっかりと気概を持って頑張ってらっしゃるところもあるでしょう。
これは、不動産業界でも、その他の業界でも全く一緒だと思います。
ですから、一念発起されて事業を開始されるのであれば、物件も大切ですが、
物件以上に、
●貴方の価値観や姿勢に似たような不動産事業者
を、まだ間に合うのであれば、考えてみるのも良いと思います。
ご健闘をお祈り申し上げます。
(草柳@Fudosan.JPサポート)
□■アドバイス:5
相談者様、貴方の返信をみて、貴方の人柄に触れ「ほっ」としております。
しかしながら、残念なことに今現在の日本の現状は、不動産業界だけでは無く、
金融機関も含めまして、新規事業者には、比較的冷たい処遇を取っているのが
実情であると思います。
確かに、納得できないことも多いのでしょう。
私も、コンビニを初めて開業した時は25歳ということもあって、
かなり苦労し、妻が毎晩泣いていたことを思い出します。
もの凄く悔しい思いもしました。
「いつか見ていろ」と、よく思ったものでした。
「何でコンビニなんか、やっちゃったんだろう」とも思いました。
しかし、郷にいれば郷に従えという諺もございます。
納得いかなくても、明確な違法性が無い限り、従わざるを得ません。
これから、もっともっと苦労される場面に遭遇することもあるかも知れませんが、
いつかは見返せる時も来るでしょう。
金融機関や不動産業者が、
「相談者さんなら、間違い無く信用できる」
と言われるようになるまで、悔しいでしょうが、頑張って下さい。
お身体に気をつけて頑張って下さい。益々のご発展を御祈念申し上げます。
(高原開発・涌井さん)

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