新築工事の不具合に対する対応について
相談内容 新築工事の不具合に対する対応について
大阪・30代女性
現在、新築中で、先日、棟上が終ったばかりです。
棟上の前日に土台が組まれてたので、確認にいきましたところ、
通し柱のすぐ横のアンカーボルトが、1本だけ斜めに曲がってささっており、
また、通し柱の土台の四角面の所に、
幅5mmくらいのけっこう深い亀裂が入ってました。
現場監督は、
「鉄筋に当たるために垂直に立てれないことがあり、
夏場の暑い時は亀裂が入ったりする」
と言いましたが、自らいろいろ調べてみたところ、
●コンクリートだせつ前に図面と照合しながらチェックをしてれば、
修正できた
ということがわかりました。
すでに棟上してしまった以上、現時点で出来る補強をするしかないのかと
思っておりますが、この土台の亀裂に関して、接着剤を注入するだけでは、
この先、何十年も重みに耐えていけるのか不安です。
また、アンカーボルトが曲がってることで、地震などがあった場合、
歪みを生じないかとも不安です。
そこで専門家の方々のご見解を頂きたいのですが、このような状況で、
今できる最も妥当と思われる対応は、どのようなことがありますでしょうか?
どうぞ、宜しくお願い致します。
□■アドバイス:1
ご不安はわかります。アンカーボルトについては、
その長さや取り付ける本数など、細かく決まっています。
設計図を画いた人でなく、建築確認書に名前が書いてある建築士に、
直接、図面に間違いなく、そして、その通り工事がなされているかを
聞くことが大切です。ご指摘のように、違いが明らかなら、
その建築士の責任で、安全であるかの担保を取りましょう。
まず、現場代理人だけでなく、届けある資格者に、直接、聞くことをお勧めします。
その場合、1本の斜め取り付けの問題は、補強にしろ、方法は幾通りも考えられます。
充分コンクリートに埋め込まれているなら、大きな不安は無いかもしれません。
土台の亀裂も、その材種が米栂(こめつが)の防腐材などでしたら、亀裂のマイナスも、
そうでないとこの強さに比較して、それほど問題でないかも知れません。
檜とかでしたら、別の観点から大丈夫とも言えますが、「進行性」あるかどうかですね。
樹脂注入でも、その場所が基点で、割れが進んでは、心配でしょう。通し柱近辺なら、
直交土台との「仕口」加工の形状も少し見て判断した方が良いでしょう。
とにかく、これら総合的な見地から、「安全だよ」との見解を、
担当の建築士から取ってください。
(一級建築士・中尾正文さん)
■□相談者より
中尾様、詳しく回答して頂き、ありがとうございました。
アドバイス頂いた通り、建築事務所に連絡をしましたところ、
第三者の検査機関のJIOや、現場監督なども含めて、
本日現地にてチェック確認して頂きました。
そして中尾様が書かれてる内容なども、
直接JIOの方に聞くことができ、少し安心しました。
知識や事実がわからなければ、質問することも難しいですが、
いろいろアドバイス頂いたおかげで、
納得いくまで聞くことができました。
本当にありがとうございました。
□■アドバイス:2
お役に立ったようで、うれしく存じます。
気に入る家が無事完成されることを期待します。
(一級建築士・中尾正文さん)
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Posted on 11月 13, 2008 ●買う→工事現場見学 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
