相談内容
はじめまして。中古住宅の売却時に精算する固定資産税について質問があります。
物件の契約時に「固定資産税は昨年実績で精算しましょう」と、
相手側の不動産屋から提案があり、自分側の不動産屋も
「税額は同じか低くなるので問題ないでしょう」との話で、
一度取り決めを口頭にて行い、実際にその金額で物件引渡し時に精算をしました。
ところが、今年送付されてきた納税通知書に記載の税額は、
昨年より大幅に増額されていました。あとから調べると、
新築後3年間は固定資産税が2分の1に減額されていて、
今年から本来の税額になったことに気が付きました。
この場合、相手側に固定資産税の追加を請求をすることはできるでしょうか?
よろしくお願いします。
□■アドバイス
引渡し時に精算した固定資産税は昨年のものと思われます。
固定資産税の精算は、1月1日現在の所有者に請求されます。
今年貴方に請求された固定資産税は、
既に貴方の名義になっている不動産に請求されたものですので、
さかのぼって売主に請求することはできません。
(アットホーム・香川文人さん)
■□相談者より
ご返事ありがとうございます。
説明がうまくできていなく申し訳ありません。
私が売主で相手が買主です。
今年の1月1日の所有者が私で、その税額が判明する前に一度精算したところ、
正式な税額が大きく乖離していたため、追加で請求をしたいと考えています。
しかし、すでに取引は完了しておりますので、
買主の支払う義務はなくなっているのでしょうか?
精算のやり方は口頭で話をしていて、覚書などの書類はありません。
よろしくお願いします。
□■アドバイス2
売買契約書の約款に公租公課(固定資産税等)の精算方法について
書いてあるはずです。どのような定めになっているかご確認下さい。
契約書のに定めに従って再精算することが一番良い解決策です。
次に、固定資産税等の精算書又は計算書は作成されていますでしょうか?
その中の記述に、
「万一、本年の固定資産税等税額が昨年と○○円以上差がある場合、
再度精算するものとします」などと書いてありませんでしょうか?
書き込みが有れば、それを根拠に再精算します。
不動産会社の担当者はこの件に関して無視したのでしょうか?
相談者さんは、今回の取引で仲介手数料を支払っておられると思いますので、
当然仲介業者は動いてくれるはずです。金額が大きく異なる場合は
買主側に対して再精算するよう連絡をしてくれるものと思います。
(アットホーム・香川文人さん)
■□相談者より
ご返事ありがとうございます。
契約書では引渡し日を境に1月1日からの日割り計算となっています。
また、固定資産税の計算書は、昨年の税額からの計算式しか示されていません。
再精算に関する記述はありません。
不動産の担当者には連絡済で、買主側の不動産屋経由で
買主側に請求をしていますが、買主側は取引は完了しているので
支払う意思はないと主張しているようです。
また、不動産の担当者も「固定資産税は当事者同士の事柄なので」と
積極的には動いてくれません。
このような状況のため、相談に乗っていただける場所を探していて、
ここを見つけた次第です。
このまま、時間だけが過ぎてゆくのも困りますので、
解決手段としてどのような選択肢があるのかご教授いただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。
□■アドバイス3
契約書を作ったのは仲介した不動産会社のはずです。
固定資産税の精算だけが当事者同士の事柄でないとおもいます。
昨年の税額と今年の税額との差額をどうするかが書面で残されていませんので、
仲介した不動産会社に動いてもらう事と、
買主さんとの話し合い以外に、解決策は無いと思われます。
(アットホーム・香川文人さん)
■□相談者より
ご返事ありがとうございます。
仲介した不動産会社(売主側)は、まったく何もしてくれていないわけではなく、
買主側に再精算の要求と意思の確認はしてくれています
(買主側の不動産会社が積極的ではないようです)。
その結果、買主側は取引終了しているので支払う意思がないと言っているようです。
固定資産税との差額をどうするか書面がないときでも、
差額を買主側に請求することは可能であり、
不動産の一般取引慣例などにおいても何ら問題はないと理解していいのですね。
買主と直接会って話し合いで解決しようと思います。
アドバイスありがとうございました。