方角違いで計画通り建てられない場合の慰謝料や解除について

相談内容 方角違いで計画通り建てられない場合の慰謝料や解除について

東京・女性・30代
最近、近所に古い家が立っている土地を買い、今設計中の段階です。
先日古い家が撤去され更地となり、建築会社さんが土地の強度を調べたところ、
元々の「方角」が間違っていることがわかりました。
不動産会社から最初に教えられた「方角」がどこから来たものなのかわかりませんが、
実際のものとは違う、と家を建てる今になってわかったのです。

正直、他にもいろいろ問題のある土地な上、「南」だと思っていた所がほとんど「西」だったり、
北側斜線をとらなければいけないので建物の形もかなり変えねばならなくなったり、
本当にこの土地にしていいのか、今になって躊躇しています。

最初に不動産会社に言われた土地の「方角」だと思い契約した訳で、
それが謝りだったと今になって言ってくるのは違法ではないのですか?
慰謝料や無条件の契約解除は可能でしょうか?

長々となりましたがその二つを教えて下さい。宜しくお願いします。


□■アドバイス

私見ですが、
その仲介業者が地図や公図や測量図等、それなりの図書等を参考にしたので有れば、
それは仕方無いとも思います。

実際に、磁石等で方角を調べると、場所によって北が変わったりもしますが、
これは擁壁の中の鉄筋に反応したりする事も有りますので、
現地で方角を調べる場合は注意も必要で、
何か所かで調べたのかの確認も必要かと思います。

地図・公図等の方角と、重説の内容が明確に違っている場合は、
説明義務違反の問題も生じる可能性も御座います。
然し、公図とは合っているが現地の調査とは違っていると言う事ですと、
役所等は公図上の方位で書類等は通ると思います。

もし、不動産業者が過ち(特に公図との違い)を認めているので有れば、
それは重要事項の説明義務違反は勿論、錯誤による契約(民法95条)となって、
契約の無効や損害賠償の請求は可能だと思います。

(高原開発・涌井さん)

施工会社の不注意による火災があった注文住宅の建替えについて

相談内容 施工会社の不注意による火災があった注文住宅の建替えについて

千葉・男性・40代
新築中の家(注文住宅)が火災にあいました。
家は内装がほぼ終了し、外壁工事の途中でした。
火災原因は、消防署の結論から施工会社の不注意によるものと判断されました。
火災は、バルコニーの一部のみですが、断熱材も焼けていてガラスが2か所割れ、
煙は家の中まで入り、壁紙や部材など広範囲にわたり、すすが広がっています。
外側は、タイルが一部焦げ、屋根材も熱で一部変色している状態です。
また、消防が入ったため、室内には水も入ってしまっています。

施主側としては、注文住宅の新築一戸建てを希望しておりましたので、
いったん取り壊し、建て替えを希望しております。
また、7割近く支払った施工代金に関しても、振り出しに戻したいため、返金を要求しました。
心情的にも、一度火のついた家などげんが悪く補修では気持ちが落ち着きません。

しかし、施工会社側は、補修でなおかつ、多少の減額でと言います。
その減額に対しても、金額を明らかにはしません。
今まで支払った施工代金の返金にも、応じてはくれません。
話し合おうにも、これからのわれわれの仕事内容を見てくれ、
などと言っていて話ならず、困っています。
建て替えであれば、請負代金全額を支払ってもよいと考えますが、
最悪補修となった場合、資産価値も目減りすることから、どの程度の金額が妥当となりますでしょうか。
不動産鑑定士にお願いしたほうがよいでしょうか。
また、このような事故物件の場合の代金の相場があれば教えてください。


□■アドバイス

私見ですが、火災の程度が解かりませんが、
弁護士等の専門家に、貴方の要望が妥当かどうか、
ご相談されるのが宜しいかと思います。

(高原開発・涌井さん)

建築条件付契約でのトラブルについて

相談内容 

千葉・30代男性
両親の土地購入、建物建築の件についてご相談いたします。
私達息子夫婦の近くに土地を探し、適当な物件を見つけました。
その土地は、建築条件付で売り出していたわけではないのですが、
不動産屋であり、建売住宅を手がけているA社に、
「建物を建ててもらえればありがたい」という
特に書面で交わしたわけではなく、口頭での説明をうけました。

土地購入の契約をする際、建物の契約はしなかったのですが、
契約書には、
   ●土地契約日から3ヶ月以内に建物の建築契約をする
という項目はありました。仕様書はもらっていました。
しかし、「3ヶ月じゃなくてもいいですよ。これは信頼関係ですから」
などと言われ、建物契約の話は進んでませんでした。

7月中に土地代を払う予定でしたが、
「業績がよくて、8月が決算なので、来期に売り上げを計上するため、
 9月に支払ってくれ」という申し出がありました。
こちらは特に急がないので了承し、9月に全額支払い、
現在、権利書は手元に届いております。

その間に1度、建物の設計図面は見せられましたが、
全く気に入るものではありませんでした。
A社の建物の建築費は、
単純に建坪に坪単価50万円をかけたで金額で、
30坪なら1,500万円、あとはオプションで…ということでした。
また、坪40万円の建物を坪50万円で売ることになると、
営業担当者は公言してました。

50万円なら50万円の建物を建てたいと思ったのがきっかけで、
私達息子夫婦の家を建てたB社に、
どんなものが建つのかを相談したところ、
両親の要望を踏まえて設計していただき、見積もってもらったところ、
建築額が1,500万円ですべて収まるということでした。

B社の設計が気に入り、価格も安いこともあり、
B社の設計した間取りと同じ仕様でA社に建てて欲しいと要求しました。
しかし、A社には「この仕様じゃ、うちは100%建てれない」と言われました。

こちらとしては、自由設計でお客様の要望にお答えして
建物を建てるという約束だったので、
「うちの要望を聞いてもらえないのなら、B社で建てたい」と申し出ました。

すると、A社に、
「建築はうちがやるとう約束なのに、B社に見積もらせるということは、
 最初からうちで建てる気がなかったのか。
 仕様書をあらかじめ渡しており、それを見て納得しているはずなのに、
 それとは違う仕様をもってくるのはおかしい」
と迫られました。

しかし、
「それは違う。こちらの要望どおりのものをA社に建てて欲しいのは変りない。
 要望に答えられないのは、あなた達の技術のせいではないのか?」
と言いました。

それに対し、
「それなら、B社にうちが発注する形にしてもらえないか。
 1,500万円で発注して、1,700万円で売りたい」と言いました。
 
1,500万円のものが、仲介するだけで200万円も何もせずにA社に入るのは、
納得いきません。すると、建築条件をはずすということで、
土地代に上乗せする形で200万円を払えと言ってきました。
それが払えないなら、土地を返せと言ってきました。

土地は1坪約62万円で34坪、2,200万円で購入しました。
近辺相場は、私達が2年前建てた時は坪57万円で購入しました。
それを200万円上乗せになると、坪70万円にもなります。

B社に相談したところ、
「こちらとしては、自由設計で要望どおりに建ててもらえると思っているのに、
 こちらの要望を言うと建てれないなら、そちらが、契約違反ではないか。
 土地売買契約を解消するなら、一方的な解約申し出のため、
 A社が違約金を払うべきだ」と主張できるとおっしゃいます。

素人の私達としては、何処まで主張が通じるのかがわかりません。
土地は気に入ってるので手放したくないのですが、
建物はB社で建てたいと思います。
何かいい方法はないでしょうか?




□■アドバイス

厳しい言い方になってしまいますが、あえて書かせていただきます。

  ■契約することについての甘さについて
   まず、
   「建物を建ててもらえればありがたい」
   とのお願いで、建物の内容を確認することもなく、話を進めてしまって、
   しかも、
    ●土地契約日から3ヶ月以内に建物の建築契約をする
   という契約を結ばれてしまいましたよね?
   本当に、「建築条件付で売り出していたわけではない」と言うのであれば、
   そのことが契約書に反映されている必要があります。
   (建築条件付でない旨のやり取りが、書面で残っていたり、
    会話などを録音されていたりすれば、
    多少、もっていきようがあるかも知れませんが、ただ、
    最終的に建築条件付の契約をされてしまった以上、厳しいと思います)

  ■報酬に対する考え方の甘さについて
   「50万円なら50万円の建物を建てたいと思った」とのことですが、
   業者さんもビジネスですから、
   当然、原価に利益を加えた金額での請求になるでしょう。
   ですから、B社の50万円には、B社の利益も含めて50万円…です。
   当然、貴方のために動いたからには、それなりの経費が発生しています。
   貴方は、A社に対して、B社が貴方のために作成されたプランを見せ、
   「こちらの要望どおりのものをA社に建てて欲しいのは変りない」
   と言われたようですが、
   あらかじめ、B社に対して、そう言うことは伝えましたか?
   伝えていなかった場合、万一、B社作成のものをA社が受諾してしまえば、
   今度はB社とトラブルが起こるリスクも考えられると思います。

  ■上記なども含めた総合的に苦言について
   すでに、お気づきになられているとは思いますが、そもそも、
   建築条件付でなかった土地を、あえて建築条件付にするメリットなど
   (今回いただいた内容だけで判断させていただきますと)、全く無いわけです。
   最初から、「建築条件なし」にすべきです。貴方、ご両親の、
   どちらに原因があるのかは分かりませんが、進め方が「逆」です。
   「素人の私達」とおっしゃってますが、現時点で調べられた知識などからすれば、
   豊富な知識をお持ちだと思います。お世辞や嫌味ではなく、本当に!
   ただ、
    ●曖昧なまま契約をしてしまい、後から本格的に調べる
   では、本来は防げるトラブルを、自ら呼び寄せることになるでしょう。
   今後、何を進めるにせよ、とにかく、
    ●決める前に徹底的に自力で調べる
   と言う作業を、決して面倒くさがらずに、なさることを強くお奨めします。

  以上、苦言が長くなってしまいましたが、
  以下、今後の対応についての私見をまとめます。

 まず、
   ●本当にB社は信頼できるのか?
    (プランだけではなく、対応も含めて)
 を、貴方なりに判断すべきです。
 そして、本当に信頼できる業者であると判断されたのであれば、
   ●B社を貴方の代理人として、A社と交渉するように進める
  と言うのが、最も良い方法だと思います。

もし、B社が「それはできない」と言うのであれば、私はB社も見切るでしょう。
なぜなら、私は、B社はプロとして、
「こちらとしては、自由設計で要望どおりに建ててもらえると思っているのに、
 こちらの要望を言うと建てられないなら、そちらが、契約違反ではないか。
 土地売買契約を解消するなら、一方的な解約申し出のため、
 A社が違約金を払うべきだ」
との、自らの言葉に責任を持つべきだと思います。

ただ、上記はあくまでも、独断と偏見によるものですから、
納得のできる解決方法を、ご自身の責任で見つけるようにしてください。

(わんえるで~おー・前野)




■□相談者より

ご回答ありがとうございます。返信が遅くなり、申し訳ございません。
この後、何回かA社とやりとりしましたが、話し合いは平行線のまま、
進んでおりません。
ここで、もう一度、質問させていただきます。

  1.土地の契約書に
   「土地契約日から3ヶ月以内に建物の建築契約をする」
   とあり、この契約を「建築条件付」というとおっしゃいました。
   また、他の資料には建物の契約をするまでは、
   土地代金は支払いしなくてもよいとなっております。
   建物契約もしていないのに
   土地代金を支払ってる場合はどうなりますでしょうか?
   これを逆手に取るようなことはできないでしょうか?
   土地契約から土地代金支払いまでの間、建物の話を進めるでもなく、
   2~3枚、間取り図を見せられたのみで、3ヶ月が経過し、期限が切れました。
   しかし、A社はこれはあくまでも目安だから、
   それ以上でも問題ないと言いました。

  2.契約が成立しない場合は土地をすべて返還することになるようですが、
   その場合、双方に具体的にどのような利益・不利益がありますか?

  3.A社の営業マンに電話で交渉した際、
   「この件は、ご両親との交渉で、息子さんたちには関係ないし、
    これ以上、話しをする気はない」と切られました。
   両親からの委任状をもらえば、私たちが変って交渉することはできますか?
   また、私たちのオブザーバーとして、
   B社の設計士さんを同席させる事は可能ですか?

  4.こちらの主張(自由設計でフリープラン)で、
   私たちの要望を聞いてもらえると思っていたのに、聞いてももらえないのなら、
   他社で建築するというのは、法律上問題ありますか?
   相手は「標準仕様を渡している」とは言いますが、それに基づいて
   建物の契約はしていません。「仕様をこれに変更するといくらUP」
   といった細かい内容は一切、つめていません。
   この通りにする必要はないと聞いており、
   こちらはあくまでも参考としてとらえていました。




□■アドバイス:2

実際に契約に立ち会ったわけでもなく、契約の内容の詳細も分かりませんし、
口約束や伝聞なども含まれ、また、私自身は法律の専門家ではないので、
個々のご相談に対してのアドバイスはできません。

ただ、一応、貴方の要求を私なりにまとめますと、
   ●A社との建築条件付の契約を破棄し、土地だけを手に入れたい
   ●A社の提示する金額での解決には応じられない
の2点での交渉だと思います。

そのため、交渉にあたって、有利な状況になっておきたいのでしょうが、
いくら有利な状況になったとしても、A社が応じなければ、
司法の判断を仰ぐことになります。

 それであれば、
  「地元の宅建協会などの主催する無料相談」
  (開催場所や日程は http://www.zentaku.or.jp/ から、調べられるはずです)
  「自治体などの無料法律相談」
 または、
   http://fudosan.jp/database/houritsu.html
  
のリンクにあるような法律の専門家の無料相談で相談し、
法律的な知識と根拠を得ておくことが得策かと思われます。
そのほか、検索サイトで「建築条件付 解約」などで検索すれば、
色々な解決事例を見つけることもできるでしょう。

しかし、それ以前に、
貴方は他の相談サイトでも、同じ相談をされているようですが、いずれも、

   ●相談はすれども、アドバイス内容に対する返信はされていない

ように思えます。「返信が遅くなり、申し訳ございません」以前の問題です。
大きなお世話かも知れませんが、こんな調子では、
誰も貴方のために親身に相談に乗ってくれなくなると思いますよ。

(わんえるで~おー・前野)



■□相談者より

早々のご回答ありがとうございます。
せっかくの貴重なアドバイスに対しての失礼な態度、申し訳ございませんでした。
これは言い訳になりますが、
パソコンの不具合、私自身の体調不良が重なったための結果です。
大変気を悪くさせてしまい、心よりお詫びいたします。
教えていただいたサイトにて勉強の上、
もう一度交渉に臨みたいと思います。ありがとうございました。




□■アドバイス:3

ひとつ補足させていただきますね。
「パソコンの不具合・私自身の体調不良が重なったための結果」
については、貴方が遅れたことをとやかく言うつもりはありません。
前回、私がお伝えしたことに対して、貴方の意見も無ければ、
報告もなく…と言うような点を指摘させていただきました。

もちろん、私の意見に従う必要などはありませんが、
貴方のために書いた側の気持ちとしては、どう判断されて、
どう動いたのかと言う報告が無ければ、
時間を割いて書いたこと自体、馬鹿らしく思えてきますから…。

裁判で「自分が正しい」と主張するのは大切でしょうが、
裁判をするにせよ、ご自身の誤りを自覚しておくことは大切です。
(結局、その「誤り」が、勝ち負けに大きく影響するでしょうし、
 勝てないような「誤り」であったのであれば、
裁判を回避する方法で動いた方が、貴方には有利になるでしょう。
この判断は、実際に貴方側に立って動いてくださる
法律の専門家によりますので、私では判断できません)

私自身が気を悪くするとか、しないとか、そんなのはどうでも良い話です。
私は、貴方の希望を通すためには、
   ●自分たちが悪かった部分もきちんと考えてみることが大切である
  と思ったから、書きました。

なお、法的に争うのであれば、口頭での話は(録音などがしてない限り)、
有利な証拠にはならないでしょうから、
   ●その土地は、建築条件付で売り出していたわけではないこと
を証明するもの、
つまり、広告や最初の物件案内などの書類が重要になるはずです。

最初に相談に行かれる際は、
あとのフリープラン云々は、話を混乱させてしまう可能性が高いので、
   ●持ち物
    ・その土地は、建築条件付で売り出していたわけではないこと示す書類
    ・ご両親が契約された「建築条件付」の契約書
   ●相談内容
    ・自分の両親が建築条件付でない土地を買うつもりが、充分なメリット
     やデメリットを説明されずに、建築条件付としての契約になってしま
     っており、現在、A社との間で大きなトラブルになっていること
  
と言う感じで伝え、あとは専門家が聞かれることに従って、
その他の部分を説明しつつ、相談されていくことが、宜しいかと思われます。

(わんえるで~おー・前野)




■□相談者より

おっしゃるとおりです。ご報告、遅れましたことお詫びいたします。

「建築条件付で売り出していたわけではないことを証明するもの」ですが、
私達の住んでいるすぐ近くで古家が空き地になり、
A社の不動産会社の旗が立ったのを発見し、
すぐに問い合わせたところから始まりました。

A社もその物件を、取得して1週間という所で、
どのように売りに出すか検討中とのことで、
1つの敷地を2区画に分けた敷地図しかないような状態でした。
ですので、広告、物件案内というのをもらってはいないのです。

「ここはとてもいい物件なので、すぐに売れてしまいます。
 現に、あなたの他に検討している人が1人います」

「もし買われるのなら、当社の子会社が住宅建築もしているので、
 そちらで建ててもらえればありがたい」と言われました。

この物件はとても魅力的だったことと、他の人に買われたら大変だ…
という心理も働き、わずか3日程で購入の意思決定しました。その時に、
「もし、そちらで建てなかったら、
 何かペナルティーのようなものを払うのですか?」
と問い合わせましたところ、
「それは信頼関係ですから…」と言われました
(その時の録音も、メモ書きもとっていませんでした)。
それをこちらは、建築条件付ではないと勘違いしていたのかもしれません。

現在は条件を外すのであれば、200万円を支払うよう要求され、
最終的に150万円という話になっているようです。
息子達としては、「150万円で手を打つなんて、もってのほか!」
と言いたく、法的に解決を求めることを勧めていました。

実際、両親もそのような考えだったのですが、
母が県の宅地課に問い合わせたところ、

 「実際の契約書には
 土地契約日から3ヶ月以内に建物の建築契約をする旨が
 明記されていることなどからすると、この条項があるのなら、
 A社で建てるという建築条件がついていることになります」
と言われたようです。

いろいろと相談したり、調べましたが、
自由設計、フリープランを主張しても、やはり建築条件を外すには
現金を支払うしかないのかもしれないと思い始めました。

両親は、
「もうそこまでしなくとも、お金で解決することを選んだ方がいい」
という話になったようです。つい先程のことですが…。
  
いろいろ調べて躍起になっていた私達は拍子抜けのところがありますが、
結局は両親のものなので、それをせざるをえないのかと思っています。

前野様にはお忙しいところ、
いろいろとアドバイスいただき、ありがとうございました。



□■アドバイス:4

状況のご報告、有難うございました。やっと、経緯が理解できました。
  
本来でしたら、最初から、相談者さんが立ち会われるのが良かったですね。
第一の交渉ポイントは、せっかく、
   ●どのように売りに出すか検討中
  であったのなら、
   ●建築条件をつけないのであれば、即日契約する。
    つけるのであれば、こちらにも、それなりのメリットが欲しい。
  と伝えるべきだったと思います。

また、ご両親の判断が、「ことを荒立てないように…」であれば、
それに従うのも方法だと思いますが、本当は、
   「母が県の宅地課に問い合わせたところ」
ではなく、
 (=県の宅地課の回答は、
 「契約がそうなっているのであれば、その契約です」
 と言う程度であり、契約に至る過程を確認も考慮もしていませんでしょうから…)
  
相談者さんが、例えば、宅地課ではなく、
「宅建協会」に対して、以下のように確認された方が良かったと思います。

  ●地元の「宅建協会」に対し、以下のような相談を入れる
   「両親が建築条件付での契約をしたが、最初の話では、
    建築条件付とは聞いていなかったので、そもそも、本当に
    この土地が建築条件付の販売だったのかを、
    業者に対して確認する方法はないのか?」

また、宅建協会経由で確認していただくことができれば、業者に対しても、
多少のプレッシャーをかけられると思います。
 (お話しを伺う限りでは、A社側の進め方は、
  決して完璧であったとは思えませんので、
  その点では、正当な抗議理由にあたると思います)

それから、今回の件について、(仮にA社にお金を払うにせよ)
今後も相談者さんが手伝うことを、ご両親に説得なさった方が良いと思います。
ただ、その際には、相談者さんの主張で説得されるのではなく、相談者さんは、
   ●ご両親がどのような解決を望んでらっしゃるのかを確認する
   ●その解決方法の中で、最も良い方法を手伝ってあげる
と言う形で、相談者さんの動き方、動く範囲を決められると良いと思います。

特に、仮にA社に対してお金を払うことになるのであれば、その契約は、
とても重要ですから、私は、相談者さんも立ち会われた方が安全だと思います。

(わんえるで~おー・前野)



■□相談者より

ご回答ありがとうございます。その後、A社と交渉に行って参りました。

私達はお金を支払って、「ハイ、それでもうおしまい!」となると予測して、
息子と母とで交渉に向かいました。
  
実はその前段階で、両親が150万円のところを、
もう少し値引きできないかと問い合わせに向かったのですが、
無下に断られ、
「これが出せないのなら、白紙に戻しましょう!」と言われて、
母もカチンときて感情的ではありましたが、
「そうしましょう!」と言ってしまったのです。

それを私達が説得して、もう一度交渉するように勧めたのです。
ところが、交渉に向かう為、アポイントを取ろうと相手方に電話した所、
「もうその話はしたくないです。白紙に戻すつもりですから」の一点張り。
そこを何とかと頼んで会ってもらったような形になってしまい、
当然、そういう形だとこちらが弱者です。

  A社は強気に出て、
   ・うちはやましい事は何もない。出るとこに出てもよい。
    うちが悪いと言うなら白紙に戻しましょう
   ・200万円のところを社長の顔もあり、150万円に値引きしてやっている。
    それ以上下げろというなら白紙に戻しましょう。
   ・150万円払うので、建築条件等はずしますと、一筆書いてもらう必要がある
    と言うと、そんな事書かされるなら白紙に戻しましょう
   ・150万円払って和解した場合、うちがその隣に建売を建てる予定なので、
    見栄えが悪くなって売れなくなると困るから、そちらは3階建ては建てない
    という制約を付けさせてもらう。立面図を見せてもらうことになる。
    それがいやなら白紙に戻しましょう。

これが交渉の一部です。最後は、
「こちらが後日文章を考えて渡すので、それに同意されたら終りにしましょう」
となりました。

こちらが、土地を欲しがっているのにつけ込むような言い方、
何か意見を言おうものなら、「白紙撤回」を盾にして、
脅迫とも取れるような発言でした。
こちらは心理的負担がかなりかかり、母は気分が悪くなったようです。
ここしばらくよく眠れていないようで、寝込まないか心配です。
このような立場になってしまうと、A社の言いなりにならないと、
契約はできないものなのでしょうか?

本当に、
「建築条件をつけないのであれば、即日契約する。つけるのであれば、
 こちらにも、それなりのメリットが欲しい」と伝えるべきだったと思います。

最初の土地契約の際、妻が母と共に立ち会ってはいます。
しかし、その時は、
「この物件は、あなたでなくてもいくらでも買い手があるので、
 イヤなら他の人に売るまでです」という話だったようで、
欲しいならその条件を受けなくては買えなかったようです。

当初は、A社が見せた資料から建物や仕様等に
特に不満なところもなく、滞りなく建物建築に入る予定でした。
しかし、間取り図を2~3枚見せられても気に入らず、
A社の建築中の建売現場を見に行ったところ、「これで1,500万円?」
と疑問を感じたようで、母が気に入るようなものではなかったようです。
  
土地代金支払いが延びたこともあり、
知り合いのB社に予算と希望を言って、
どんなものかと問い合わせたところ、出てきたものを見て、
母はそちらがとても気に入ったのです。
それで、B社で建てたいとなり、今回の騒動が始まったのです。




□■アドバイス:5

今回の相談者さん側の問題点は、
   ●本当に150万円を支払って解決したいのであれば、
    お母様にそんなことを言わせないような方法を取るべきであったこと
です。
つまり、前回の最後のアドバイスの部分(身内側の話し合いと説得)が、
不充分であった結果だと思います。

しかし、それ以前に、根本的な部分で問題があります。
私でしたら、
「この物件は、あなたでなくてもいくらでも買い手があるので、
 イヤなら他の人に売るまでです」
と言うような業者であれば、仮にどんなに魅力的な物件であっても、
買いません(実際、過去、何度かありました)。
物件以上に大切なのは、「業者の質」ですから…。

以下、私でしたら…と言うことで、ご参考ください
(=つまり、かなり極端なやり方ですので、最良の方法と言う保証はできません)。

   1.お母さんに「最悪、土地を失うことになること、裁判費用がかかること」を
    納得してもらい、自分(=相談者さん)に全権委任してもらい、
    お母さんから、今後一切、A社に対して連絡を入れないようにしてもらう。

   2.「宅建協会」に以下のような相談(=申し入れ)をする。
    「今回の件についての業者のやり方が、あまりに理不尽であり、
     問題が多いので、こんなやり方が許されるのかを確認して欲しい」
    同時に、法的手段での解決に向けて、調停や裁判などの準備を進める予定で
    あることを伝え、宅建協会からのアドバイスがあれば、それに基づき動き、
    特になければ、以下のように動く。

   3.自治体などの開催する無料法律相談(メールではなく、実際に対面で相談を
    受けてくれるところ)に行き、今後の対応について相談する。

もめてしまった場合は、最後はご自身の根気と努力になります。
調停を利用した進め方などは、「わたる」さんの、
   http://fudosan.jp/cgi-bin/soudan/wforum.cgi?mode=allread&no=3600
が、とても参考になると思います。

いずれにせよ、こじれてしまった場合、業者との直接交渉では、
良い結果にはならないと思われます。
その場合、中立な第三者(宅建協会・裁判所など)を、間にはさんで、
双方の主張の妥協点を模索していくことが、確実かと思います。
(=仮に、後々、再びもめても、間に入った第三者が証人にもなりますから…)

(わんえるで~おー・前野)



■□相談者より

ありがとうございます。
母は恐らく150万円も払いたくないというのが、一番の思いでしょう。
仕事もしない者にお金を払うという事実がイヤなのでしょう。
「A社の所で建ててたら300万円の利益とられ、
 オプションを付けさせられれば、それ以上を取られるはずだったのを、
 半額になったのだから…と考えるのかどうか」
と提案はしましたが、腑に落ちないのはよく分かるので、何とも言えませんね。
やはり、家族とじっくりよく話し合うことが必要ですね。
今後は前野様のアドバイス通り、いろんな方向で考えたいと思います。
いろいろお手数、お気遣い、本当にありがとうございました。
今後、また動きがありましたら、お知らせしたいと思います。




□■アドバイス:6

ちょっと脱線してしまいますが、家族会議をされるにあたり、
理屈でお母様を納得させるのは難しいと思います。気持ちの問題ですからね…。
  
仮に150万円を払うのであれば、できるかどうかは別ですが、
例えば、相談者さんから「B社さん」に相談して、
  
「150万円を値引けとは言わないが、A社に支払った150万円相当の何かを
 提供していただくように、一緒に考えていただけないでしょうか?」
と言うような感じで模索されるのも方法です。大切なのは、
お母様を説得させることではなく、お母様を納得させることですから…。

ただ、現在はA社との関係が完全に悪化してしまっているため、
まず、A社と戦う覚悟を決めていただくよう、
相談者さんが動かれるのが良いと思います。
つまり、実際に、宅建協会や無料法律相談で、
相談者さん側が有利である可能性を、見つけることです。

私見ですが、「契約を白紙に」を連発するA社に対して、
A社都合による契約解除で対抗する方法
(=つまり、白紙にされた場合、A社が違約金を支払わなければならなくなる)
の可能性についても、法律の専門家であれば、検討してくださると思います。
そもそも、

   ・150万円払って和解した場合、うちがその隣に建売を建てる予定なので、
    見栄えが悪くなって売れなくなると困るから、
    そちらは3階建ては建てないという制約を付けさせてもらう。
    立面図を見せてもらうことになる。

こんな条件をつけるほどの権利は、A社には無いと思いますので…。
(ただ、できれば、この条件をきちんと文書でもらった方が、
 有利になる可能性が高い気もしますので「証拠」は集めておくべきで、
 今後は会話も全て、録音などできるように準備なさってください)

いずれにせよ、今後、A社と直接交渉されるのは、
危険(=都合の良いようにされてしまうリスクが高い)と思いますので、
まず先に相談されることをお奨めします。

(わんえるで~おー・前野)

建築契約でのトラブルについて

相談内容 

静岡・40代男性
はじめまして。ご相談させてください。
ある工務店さんが出していた、土地と建物のプランが載っている広告を見て、
土地の売買契約をしました。土地代金は既に支払っています。
その工務店さんは、全く知識が無かった私達に親切に教えくれ、
資金計画のプランなども作成してくれました。

次は建物という段階になり、仮の設計図を3度作成してもらいました。
しかし、ここ数年でマイホームを建てた友人や、不動産関係の知人に
意見を聞いたところ、他の業者さんも見てみたらどうかという意見が多く、
自分達も興味があったので、他の業者さんと話をしてみることにしました。
ある業者さんの話はとても明確でわかりやすく、
内容も私達にとって非常に魅力的なものでした。

そこで、他の業者さんとも話をしている旨を伝えたところ、
その工務店さんは憤慨し、違約金を請求するといわれました。

今回の物件は「建築条件付」でありません。
建築請負の契約書も取り交わしておりません。それでも、
この工務店さん以外の業者さんにお願いすることはできないのでしょうか?
(=他の業者さんにお願いする場合、違約金が発生するのでしょうか?)

建築業者をいくつかの中から検討することを、早くから表明しておけば
こんな問題にならなかったのかと反省しております。
工務店さんとはこれから話し合いの場を持ちますので、プロの皆様から、
何か良きアドバイスを頂戴できれば…と思い相談させていただきました。




□■アドバイス

土地と建物のプランが載っている広告ということは、
販売価格も土地建物の価格で広告が出ていたと思うのですが、違いますか?
建築条件付ではないとのことですが、
広告が「建物プラン付」で出ていたのに、
建築条件付で無いと仰っている相談者さんの言い分には、
ちょっと疑問を覚えてしまいます。
プラン変更の過程での建築業者の乗り換えの様な気がしますし、
土地を購入した時点では、建物をその工務店にお願いする予定で
契約したような気がします。

相談内容から判断した私見ですが、
今回のご相談は法的にみてもかなり微妙な感じがしますし、
工務店が簡単に引き下がるとはとても思えません。
揉める事は間違いと思いますし、当然、工務店側は
違約金や損害賠償の請求をしてくると思います。
おそらく裁判になる可能性が高いと思いますので、
弁護士等の専門家にご相談されるのが良いと思います

(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

涌井様、早速のご回答ありがとうございます。

広告には土地○○○万円、新築建物○○○万円と分けて明記されており、
建築条件付の明記はどこにもありませんでした。
また、工務店さん自身も建築条件付ではないことを認めています。

確かに当初はすべてその工務店さんにお任せするつもりでいたのですが、
今回の件で相当酷いことを言われ、しまいには「逃げようと思っても逃げられません」
とまで言われてしまい、正直、怖くなっています。
このまま建築契約をして何かトラブルが発生した場合、
またこのような態度をとられるのかと思うと不安でなりません。

違約金や損害賠償の金額の提示はされていませんが、
違約金を請求するとはっきり言われています。
やはり請求されても仕方が無いのでしょうか?
ちなみに今回のケースではいくら位の金額を請求されるのでしょうか?
私見で構いませんので、教えて頂けると助かります。

話し合いの内容によっては、弁護士さんに相談しなければ…と思っています。
引き続きアドバイスを頂戴できれば幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。




□■アドバイス:2

建築条件付でないのを認めているのですか?
そのことを立証できる証拠が欲しいですね。
手紙等の書面であれば一番良いのですが、
PCのメールであれば保存・印刷できますので、メールでやり取りして、
メールのヘッダまでプリントアウトしておけば良いと思います。
テープの録音と併用すれば証拠となるかもしれません。

誤解されるのを覚悟で言いますと、違約金の請求は誰でもできます。
民事裁判は、言った言わないの世界の決着をつけるために行うものです。
裁判になると、被告と原告(もしくは弁護士等の代理人)の言い分を聞いて、
裁判官が判断を下します。
ですから、違約金については明言はご勘弁願いたいと思います。

しかし、色々意見はあると思いますが、今回はあえて私見を言います。
設計図面の作成のみで契約の成立となり得るかどうかは、
判例を調べてありませんので解らないのですが、
おそらく成立しているとはみなされないと思うので、
違約金の請求はできないと思いますが、断定はできません。

でも、工務店が作成した設計図等の費用は実損として支払うようになると思います。

つまり、違約金というよりは、
実損分を支払うということになるような気がします。
この実損金額については図面にもよりますので、
どの程度が妥当かはちょっと解りかねます。

具体的に私の知っている範囲ですと、
大手ハウスメーカーの場合は、50万~100万円
(先に設計契約書等の名称の契約書を締結して、
 没収するケースがほとんどです)を取っています。
  
私個人は、この金額は高いと思っていますし、
設計契約書の締結方法自体が違法であるケースが多いと思っていますが、
現実にはお客をしばりつけるために、良く行われているようです。

今後、いくら請求して来るのかが問題になると思います。
貴方が、その図面の代金として妥当だと判断すれば、
支払った方が問題の解決は早いと思います。
しかし、納得できない場合は値下げ交渉をし、
値下げ交渉が決裂した場合は、工務店の出方をみて、
その場その場で適切に対応する…ということになると思います。
(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

涌井様、いつもご丁寧なご回答をありがとうございます。

昨日、工務店さんと話し合いをしました。その際、土地契約時の売主側、
買主側双方の取引主任者の方にも同席していただきました。

端的に金額だけを言いますと205万円を提示されました。
ただ、正規の請求書をもらった訳ではなく、
「今の工務店さんの気持ちとしてこのぐらいは欲しい」
というようなニュアンスでした。
ちなみに、そのメモ書きの写しでもいただきたいと申し出たのですが、
結局もらえませんでした。

こちらにも反省すべき点がありますので、涌井様の仰るとおり、
金額によってはお金で解決したいと考えています。
しかし、205万円という大金を値引き交渉して、
いくらまで下げてくれるかと思うと正直シンドイです。

しかし、このままではどうにもなりませんし、自分達の夢を前進させるために
頑張ってみようと思います。場合によっては弁護士さんに相談することも考えつつ、
まずは正規の請求金額がいくらになるのかをはっきりと聞くようにします。

話し合いの中でも、工務店さんは
今回の物件は建築条件付ではないことを認めていました。
また、最初に見た広告にも「仲介」とはっきり表示されていますし、
土地契約の際に土地の仲介手数料として、約50万円も既に支払っております。
今後、裁判になった場合、これだけでは証拠にならないのでしょうか?

話の中で出た言葉で気になったのですが、
  「契約というのは然るべき書面と捺印やサインが無くても、
   口約束だけでも成り立つものだ。アメリカなどでは実際によくあることだ」
と言われましたが、今回のケースでも契約したということになりえるのでしょうか?

恐縮ですが、引き続きアドバイスを頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。



□■アドバイス:3

気持ちだけで205万円とは、また凄い金額を提示してきたものです。
しんどいのが交渉です。開き直って交渉しましょう。頑張って下さい。
前の投稿でも言いましたが、実損分(図面の作成料)のみ支払うということで、
交渉してみて下さい。

私見ですが、口頭で成り立つとはいえないと思います。
確かに民法には契約当事者の意思表示で契約は成立するという条項があり、
知ったかぶりをする人の中には、
  「口頭でも契約は成立する。契約書なんて無くたっていいんだ」
と言う人もいます。私も法学部法律学科卒ですから、
条文があることや精神は知っていますが、
そんなことを口に出したことはありませんし、現実的ではありません。

若干脱線しますが、私は過去に同じことを言った不動産業者と大喧嘩をして、
取引主任者を呼び出し、県まで連れて行き、徹底的に謝罪させ、
その不動産業者を廃業寸前まで追い込んだことがあります
(未だに、そこの社長は私が苦手な様です。私の前では絶対に威張らなくなりました)。

不動産業の場合、大事なのは宅建業法であり、商法・消費者契約法です。
図面の存在は確かに不安ですが、消費者契約法や民法の錯誤や
詐欺による契約を持ち出せば、契約の取消し、
無効も主張できると思われるケースの様な気もします。

一番良い交渉方法は、
 「都道府県の宅建業を管轄している部署(建築部等)に
  相談しにいってみるつもりですが、無断で行くのは悪いと思うので、
  一応、お知らせしました。私は図面の作成料の実損分は支払うつもりですが、
  それ以上は支払うつもりはありません。
  まず、不動産業者の行政担当者に相談して、ご意見を伺ってきます」
と言ってみて下さい。
業者が譲ってこない場合は、実際に相談に行けば良いと思います。
205万円の請求を都道府県が認めることはないと思います。
(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

涌井様、今回も貴重なご意見をありがとうございます。
あれからしばらくして、工務店さんから電話がありました。

 「ウチも近所で商売していていつどこで顔を合わせるかわからないし、
  こちらとしてもこれ以上、もめるのも嫌なので、
  できるだけ穏便に済ませようと思う。どうしても他でやるというのなら、
  仕方が無いが、実費が掛かっているので、そのへんは承知してもらいたい。
  今後また話し合いましょう」というような内容でした。
  
短時間で随分と変わるものだと思いましたが、
まだはっきりとした金額を聞いていませんので楽観はできないと思ってます。
連休明けに再度交渉しようと考えています。
念の為、弁護士さんに相談する準備も整えました。

ここでまたひとつご意見を伺いたいことがあるのですが、
実は敷地内に多少の廃材(造成前に古い納屋が建っていたので、取り壊した際の残骸)と、
不要な木が残っています。
  
それらを撤去してもらうことは難しいでしょうか?
この際、もうそのことは口に出さないで交渉した方が得策なのでしょうか?
本来は土地の部分についてのことですから、やってもらうのが当然かもしれませんが、
話がまたややこしくなるのでは…と思い、躊躇しています。

いつも的確なアドバイスやヒントを頂戴し、妻共々たいへん感謝し、
また本当に心強く思っております。
お手数をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いいたします。




□■アドバイス:4

詳しい事情が解らないので、おおその私見ですが、契約書の内容によると思います。
現況売買で既に引渡しを受けている場合は難しいと思います。
不動産売買契約書では、ほとんどが現況売買になっていると思います。
特約条項が無い限りは、今のままでの引渡しと言うことになると思います。
重説や契約書の内容をご確認下さい。
(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

お世話になります、少し間が空いてしまいましたが、その後の経過です。

昨日、工務店さんへ出向き、話し合いをしました。
今回の物件は、他人からの文筆の土地なのですが、
造成工事の時売主(地主)さんの要望が多く、
結局、50数万円分のサービス工事がでてしまったそうです。
その分は私達が建築をするのでいいと思っていたそうですが、
今回、このようなことになってしまったので、その損失分という意味も含め、
実費、その他として50万円欲しいと言われました(実費分は水道工事約20万円と図面代?)。
  
これは私が支払わなければいけないものなのでしょうか?
この金額は妥当な数字なのでしょうか?
また、前回質問させていただいた、敷地内の残骸の撤去は、やはりやってくれないそうです
(重説には地目は「現況宅地」、状況は「更地」に○が付いていました。
 また、特記事項として「本件宅地は造成渡しとする」と書いてありました。

お忙しいところ、本当に何度もすみませんが、どうぞよろしくお願いします。




□■アドバイス:5

私見ですが、売主の要望による経費は売主が負担すべきで、
買主の相談者さんが負担する筋合いのものではありません。
  「サービス工事とは何ぞや? 土地を売る為に必要な経費を、
   買主の建築費にもともと上乗せするつもりだった」
ということになります。

それであれば損害をこうむるのは買主ということになってしまい、
そもそもの土地売買契約書に、
「本来、売主が負担すべき費用を、建物建築費として上乗せして、買主が負担する」
旨の記述がなければならいということになります。
これでは誰も買いませんよね。
  
この経費は必ずしも明記の必要は無いと思いますが、明記の無い場合には、
既に売買代金に含まれているのが当然であります。
つまり、経費負担について契約書に明記が無い場合、その負担分は
建築費に上乗せするのではなく、土地売買代金に含まれると考えるのが妥当です。

前述の通り、水道工事の負担分については重要事項説明書と契約書に、
その工事の負担金額を明示してある必要があります。
明示されていない場合は土地の売買代金に含まれています。
図面については、色々意見はあるでしょうが、簡単な図面であれば、
1枚1万円程度で、実損としては充分過ぎると思います。

また、通常、宅建業者が「造成渡しとする」とした場合は、
すぐに家が建つ状態を指していると思います。
基本的には残骸が残っている状態というのは考えられません。
しかし、引渡しを受ける前に色々な要望は出すべきであり、
今回のご相談は投稿内容から察するに、既に引渡し後と思われます。
引渡し後で、なおかつ契約書に現況売買とうたってある場合、
「建物解体の残骸が残っている状態」について、どの様な請求が可能かは、
正直に言って解りません。

私であれば、
 「図面作成の実損として、1枚当たり1万円を支払う。
  残骸については買主負担で行う。
  水道その他の工事は重説や契約書に明示されていないので、
  売買代金に含まれているのが当然であり、支払う必要はない」
  ということで交渉致します。

(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

こんばんは、毎々お世話になります。
今回もご丁寧なご返答をありがとうございます。

前回提示された50万円
(前回ご回答頂いた水道工事の負担分は、重説の飲用水の欄に、
 「工事・市への負担金10万5千円あり」と記載されており、
 7月に既に支払済みです)という金額にどうも納得いきませんし、
このままではどうにもらちがあきませんので、
先日、知人の紹介で弁護士さんに相談に行ってきました。

結論から言うと、
  「今回の件で、実費以外の違約金なるものは一切支払う必要はありません」
とのことでした。
今後の交渉としてアドバイスいただいたのは、涌井様の仰るとおりの、
「図面作成の実損として、1枚当たり1万円を支払う。
 残骸については買主負担で行う。
 水道その他の工事は重説や契約書に明示されていないので、
 売買代金に含まれているのが当然であり、支払う必要はない」
と、ほとんど同じ内容のものでした。
まず相手に、弁護士に相談している旨を伝え、それでも相手が変わらない場合は
内容証明を出すことになりました。

そのあと早速工務店に連絡し、交渉しようとしたのですが、
「弁護士に相談したのですが…」と言った時点で、例によって憤慨し、
「そっちがその気ならこっちにも考えがある。
 銀行も周囲も巻き込んで裁判するならしてやろう!」
と興奮し、話どころではありませんでした。

弁護士さんには状況を報告して、しばらく様子をみてみますと伝えたのですが、
すぐにでも内容証明を出した方が良いのでしょうか?
ここでのご相談からは逸脱した内容になっているかもしれませんが、
よろしければ、引き続きお知恵をご教授いただければ幸いです。




□■アドバイス:6

私見ですが、まず、確認しておきたいことがあります。
  土地代金は支払い済みであるということは、
   ・貴方に所有権が移転され、登記簿の甲欄には、
    貴方の名前が入っている
    そして、土地の権利書が手元にある
と思うのですが、まさか代金は支払ったのに、引渡しも受けておらず、
権利書が無いのでしょうか?

権利書が手元にある場合は、
貴方は工務店の支払いの請求を拒絶していれば良いだけでしょう。
請求書や内容証明を送ってくるのは工務店の方になると思うのですが…。
重説や契約書に建築条件と明記してないのですから、
工務店の事は無視していれば良いだけだと思うのですが…。

工務店に連絡する場合は、余計なことは言わず、
  「図面代として実費は幾らになりますか?」
ということだけ聞けば良いと思いますよ。
それが1枚1万円以上なら、支払いを拒絶すれば良いだけです。

あとは弁護士さんの仰るとおり、工務店の出方を見ているだけでしょう。

(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

今回もご丁寧なご回答に感謝いたします。
ご心配頂きありがとうございます。権利書は無事に手元にあります。

涌井様や弁護士様の仰るとおり、しばらく様子をみてみます。
このような状態のままで毎日を過ごすのは、正直、辛いところもありますが、
ここは正念場と思ってがんばってみます。

また何か動きがあったら、ご相談させてください。よろしくお願いいたします。


----------------20日後------------------------------------------------

いつもお世話になっております。
今回は嬉しいお知らせをしたくて投稿させていただきます。

最後にこちらでご相談させて頂いてから、2週間余りが経ちました。
あれから工務店の方より連絡は一切無く、
こちらからもアクションを起こすことはありませんでした。
その間に他の業者さんとの話は順調に進み、
いよいよ契約間近という段階になりました。
しかし、このままでは気持ちもスッキリしませんし、この様な状態のまま
契約するのは嫌でしたので、意を決して工務店に出向いてきました。

お金を支払うつもりは一切ありませんでしたが、
当方もいろいろと迷惑をかけたことは事実ですので、
菓子折りを持って、丁重にお詫びしました。
  
結果的には「和解」とまではいきませんが、
工務店もどうやら諦めていた様子で(いろいろ小言は言われましたが)、
最終的には社長が個人で立替ていた実費分の5,100円だけを支払って決着しました!

今回の件で悩んでいる時に、たまたま妻がこちらのサイトを見つけ、
思い切って相談してみて、本当に良かったです。
  
不動産関係のことは私達素人では何かと解らない点が非常に多く、
相手はプロだということで、言いなりになってしまいがちです。
自分達の考えが正しいのか、間違っているのか…さえ解らなくなるものです。
そんな時にこちらのサイトにいらっしゃるアドバザーの方々のご意見は、
解りやすく、貴重なものであり、また、大変心強くもありました。

Fudosan.JPのスタッフの皆さん、とりわけご回答頂いた涌井様には
感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、本当にありがとうございました。
これからも悩んでいる人達のために頑張ってください!
貴サイトとスタッフの皆さん、アドバイザーの方々の
益々のご発展を心よりお祈りしております。




□■アドバイス:7

ご丁寧なご報告痛み入ります。解決して良かったですね。
微力ながら、お役に立てて幸せで御座います。
相談者様とご一同様の今後の益々のご発展とご健康を御祈念申し上げます。
(高原開発・涌井秀人さん)




□■アドバイス:8

ご丁寧なご挨拶、そして、ご報告有難うございました。
そして、状況が好転されたようで、何よりです。

不動産関係は、金額も大きく、手続きや契約が複雑です。
難しいと思われる方も多いと思われます。
  
しかし、トラブルの根源は、「…だろう」と言うような単純な思い違いや
確認ミスであることも少なくありません。
ですので、分からない部分は理解できるまで確認し、
口約束は避け、約束は契約書に明記し、ご自身で理解でき、
納得できる契約書を創ることが大切だと思います。

相談者さんの場合も、おそらく今回のご足労、そして解決されたご経験は、
おそらく、不動産以外の部分でも活かせるものであると確信しております。
そして、今回は色々と大変だったかと思われますが、
その分、これからの楽しみが増えることをお祈り申し上げます。
(Fudosan.JPサポート)

建築士のミスによる解約について

■□相談内容  

不動産契約に際してご相談したくお願い致します。
私はある不動産屋で土地を購入し、
その不動産屋と建築契約も結んだのですが、
地鎮祭も終わり現地にて土地に建物の線を引いてみると
図面より実際の土地が小さい事が分かりました。

建築士がよその土地まで計算に入れてしまい、
図面通りの家を建築すると車庫がぎりぎりになってしまいます。
その後代替案を出されたのですが、
納得のいくものではなく、最終的に契約解除になりました。

私どもには来年小学校に上がる娘がおり、校区の関係で来年3月初旬には
引越しをしたかったのですが、それも絶望的になりました。
このままでは悔しさばかりが残り、納得できません。

この場合法的に損害賠償を請求することは出来ないのでしょうか?
契約解除にはまだサインをしていません。


□■アドバイス:1

法的な処理をお望みなら、弁護士に相談することだと思います。
常識的な観点からすれば、土地を紹介した不動産会社から
希望の家が建てられる広さの土地を紹介してもらうか、
それが、なければ解約をして早く手付け金を確保することが先決だと思います。
最近学区制はなくなり、自由に学校を選べる市町村が多いのですが、
そちらはまだなのですか?

(Century21ホームネット・佐藤倶之さん)


□■アドバイス:2

要素の錯誤といって人は単純なミスや間違いはあるものです。
出来ることなら許してあげて欲しいですね。作為的なミスでなければ、
プロがミスをすると言うだけで信用問題が問われます。
それだけで十分反省するでしょうし、かなり困っているように思われます。

どうしても許せないとなると
損害賠償の額に見合った立証が必要になると思われます。
でもこういうミスは人間生きていれば必ずあるように思われます。
損害賠償などの手続きで、必ずしも納得いくような額は取れないと思いますし、
もめることよりこれからの事をよく話し合って、相手も落ち度があるわけですし、
今後失った信用を取り戻す為に、努力すると思います。
もう一度話し合う機会を作ることがいいと思います。

(天理不動産流通・金城豊治さん)

裁判沙汰になってる注文住宅トラブルについて

■□相談内容 

不動さん屋さんの紹介の建築業者に注文住宅を依頼しました。
でも蓋を開けてみたらすべてがずさんで、どちらがお客なのか分からないほど。
周りの住人からも責められ裁判沙汰に。
建設中にボヤ騒ぎ、盗難。でも、その社長は謝りにも来ない。
それなのに請求書を突きつけられ脅される始末。
引渡し期日はとっくにすぎています。
そういった場合の損害賠償の相場はどのくらいなのか、
どういう処置をしたら良いのかを教えて下さい。


□■アドバイス

先日のテレビで、全く同じケースを放映していました。
 (岡山県だったと思います)
かなり長期の裁判になっている様です。
かなり難しい問題ですから、
なるべく早く弁護士に相談する事をお勧め致します。
(高原開発・涌井さん)

メーカーでの無条件解約を前提に進めた契約について

■□相談内容

あるハウスメーカーとのトラブルで困っています。
どうしたらいいのか、アドバイスをお願いします。
メーカーの営業が、簡単な図面を作って来た段階で、今後話しを進めるにあたり、
手付けで100万入れて欲しい、この後、図面を書いて打ち合わせをして行き、
それで気にいらなければ、それは、返すからということで、
簡単な契約書を交わし、100万ほど、手付け金を払いました。

図面のそのメーカーとの打ち合わせが始まった時に、念のために、
営業がいないときに、図面を詰めて、気にいらなければ、
手付けは無条件に戻ってくるんですよねと設計士に聞くと、
うちの会社は、一度払った手付けは返さないはずとの返答。

驚いて、営業の方に聞くと、そうですとの返答。
うちで建てれば問題ないですからというのですが、
だまされたという気が強く、このメーカーで家を作るのは嫌です。

100万を払ってしまった自分の軽率さは素直に認めます。
でも、あれだけ、無条件解約ができると明言されると、誰でも信じてしまうと思います。

解約できるという部分が、口約束なので、言ってないと会社ぐるみで言われ、
どうやって証明したものか困っています。もう、どうしようもないのでしょうか


□■アドバイス:1

大手の営業が時々やる手だと思います。
お客様は大手だから安心している様ですが、違法ぎりぎりですね。

言われている様に、営業所ぐるみでやるので、かなり難しい問題です。
実際にうるさいお客さんが騒ぐと、営業マンを配置換えして、
課長とか支店長の上司が出てきて、
  「もう退職しました」とか、
  「そんな事を言う筈がない」とか、
  「契約書を承知して署名したんでしょ」とか言うようです。

まぁ、安心だと思っているのを、逆手にとるような酷い手ですね。
契約書に署名捺印してしまっているのでかなり難しいですね。

ところで、100万円は多分、設計契約料とか言う名目だと思うのですが?
向こうの言い分は、もう設計して、実費が係っているとか言うと思うのですが?
如何でしょうか?

向こうは大手なので、多分顧問弁護士等もいると思うので、
一人の力では簡単に勝てないと思います。貴方一人だと難しいので、
被害者の会を作って、全国的に裁判を展開していくのはどうでしょうか?
全国的にかなりの被害者が居ると思うのですが・・・・・
(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

涌井様 ありがとうございます。
やはり、そうですよね。言ったもんがちですよね。

クレームを付けた時は、諸費用として地盤調査費はすでにやったから
引くことになるが、他は返せるとか言っていましたが、
こちらが、かなり本気で解約を考えているとわかってからは、
設計の打ち合わせなどの費用も引くと言い出しました。

そうなると、銀行の審査で、借入ができない場合にも
契約は無効と言っているので、そちらで行くか、設計の決定はこれからですから、
100万で建てられる小屋でも建ててもらうかですね。

被害者の会を作るほどの時間的余裕もやる気も残念ながらありません。
契約は覆らないという前提で、よりよい方法を考えるしかなさそうですね。


□■アドバイス:2

草柳@RTJサポートチームです
不動産に限らず、最近、無責任な売り方が多いですね。
それはさておき、今回の件ですが、
確かにご自身で被害者の会などは難しいと思いますが、まず、
お近くの国民生活センターに報告&相談されてみるのも方法かと思います。

    http://www.kokusen.go.jp/

仮に全国的にそのような方法が問題化しているのであれば、
他の方の解決方法などを参考に対応することもできるかと思います。


□■アドバイス:3

ご相談のケースは、大手のハウスメーカーなどに見られる、
設計契約という形態のものかと思われます。
ハウスメーカーでは毎月契約の〆を行うため、
月末に数字を上げるために行われることが多いようです。

ただ、意図するところとしては、契約を交わし手付けを払って貰うことにより、
心理的な縛りをかけるところにあって、後々、
「解約できない」「実費はいただきます」等と開き直る
悪質なケースは稀ではないでしょうか?

対応としては、泣き寝入りするのではなく、契約する意思はなく、
直ちに手付けを返還して欲しい旨をはっきりと主張すべきです。
担当の営業マンに伝えてもらちがあかなければ支店長レベルに、
支店全体がグルになっていれば本社にと、段階を踏んでいけば
いつかは必ず解決できると思います。大手といわれるハウスメーカーで
公然とそんな契約をするはずはないですから、
担当者や支店レベルで諦めてしまわないで頑張ってみてください。
(中央不動産鑑定所・後閑さん)


■□相談者より

草柳@RTJサポートチームさん、後閑さん、ありがとうございます。
国民生活センターに行ってみます。

支店は支店長が、身に覚えがないということを
担当から確認していると言っているので、本社に話しをしてみます。

後閑さんのおっしゃるパターンの通りで、
今月だけ有効のオプションがつく契約だとか言って、
設計を進めるために、とりあえず契約、その後、気に入らなければ、
無条件解約と営業の担当はしきりに言っていました。

かなり大手のメーカーです。
ホームページを検索していて、同じメーカーで同じようなトラブルに
巻き込まれている人がいることもわかりました。
どうせ、100万帰ってこないなら、とことん、話し合おうかと思っています。

だって、だまされたと思うメーカーの建てた家に住むのって、
ずっと、だまされて建てた家だと引きずり続けるのですから、嫌じゃないですか。

建築確認が降りない為の契約解除と違約金について

■□相談内容 契約解除と違約金請求

新築建売一戸建てを6月15日に契約しました。
着工は8月1日、引渡しが11月30日ということでした。
それに合わせて結婚の準備、入籍の日取りも決めてきました。

しかし、8月に入っても一向に着工する様子が無く、
8月31日に仲介業者に連絡を入れ建築業者に確認してもらいました。
返ってきた答えは、はっきりとした答えではなく
役所に出した建築確認の書類がなかなか降りてこなかった
と言うことでした。それまで私たちのところには全く連絡が無かったのです。

結局着工は9月の10日頃でした。
私たちは相手に対して信頼を失い契約を解除することにしました。
手付金として200万、仲介手数料の半額70万を払っていました。 

その後、すぐに連絡をくれるという約束だったのですが全く無く、
こちらから仲介業者に確認を求めたところ、
違約金としてさらに100万を払って欲しい
と言う事を建築業者から言われたそうです。

私たちの信頼を欠くような行為をしているにもかかわらず
そのようなことを言ってくる業者に対し
どのような対応をしていって良いのか分かりません。

また、100万を払わなくてはいけないのでしょうか?
何か良いアドバイスがあればよろしくお願いします。


□■アドバイス:1

建物の竣工引渡し時期は、
許認可・材料の手配・人の手配・天候等に左右されやすく、
何かがうまくゆかないだけでも1ヶ月程度の遅れは平気にあります。
かといって引き渡し時期を明記しているなら、それを守ることが前提ですが。

まず相談者に伺いたいのは、建設着工が遅れていることへの問合せに対し、
回答がないことにより、信頼関係が崩れたから解約するのであれば、
契約上の解約要件としては、弱いと考えますが、他にも何かあったんでしょうか。

今のところ引渡しの期日は来ておりませんし、
おそらく建築業者からも、引渡しが遅れるとは言われていないでしょう。
そうなれば、解約するのは勝手ですが、ペナルティーを払ってねとこうなるわけです。

さらに100万円というのは俗に言う倍返しですか。
違約に伴う解約は相手が履行しない場合に可能であって、
この場合は、まだ契約違反とはなりません。
契約違反ではないのに解約することは、ペナルティーを払う事で可能です。
このケースでは、期日を待って解約することが賢明だと思います。

もう解約しているのなら、答えはわかりますよね。
ダメもとで話し合って少しでも支払額を勘弁してもらう以外にありません。
仲介業者については、契約が済めば、後の責任は建築業者にあるので、
仲介手数料を返すことはしないでしょう。
(ショオケン・千田さん)


□■アドバイス:2

基本的には千田さんの仰っている通りだと思います。
然しながら、気になる点があります。
それは新築建売一戸建てを契約したと言う点です。
建築の請負契約を締結したので有れば、
千田さんの仰る通りなのですが・・・・

もし、本当に新築建売一戸建てを契約したので有れば、
業者は違反を犯している可能性が有ります。

その業者は、新築建売一戸建てと言う広告を入れていたのでしょうか?
そうだとすれば青田売りの違法広告の可能性が有ります。
建築確認が降りた後で無ければ、広告を入れたり、販売をする事は出来ません。
契約の解約どころか、業者には罰金の可能性さえ生じる可能性が有ります。
役所に出した建築確認の書類がなかなか降りてこなかったと言う事を
理由にするのは、自ら違法販売をしていると言っている様なものです。

建築の請負契約なのか、新築建売住宅の契約なのか、
その点が重要になりますので、再度確認をして下さい。

又、詳しい事は
社団法人首都圏不動産公正取引協議会のHPを参考にして下さい。
   http://www.sfkoutori.or.jp/

(高原開発・涌井さん)

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