建築主が負担する地盤改良費について

相談内容 建築主が負担する地盤改良費について

福岡・男性・30代
大手ハウスメーカーが宅地造成し、
建築条件付で販売している宅地の仮申込みをしたのですが、
設計担当者から
「家を建築する前には購入された敷地の地盤調査を行い、
 地盤が悪い場合には地盤の改良工事が必要となり、
 その費用は建築主の方の負担となります。」
との説明を受け、なおその地盤調査の費用も建築主の負担とのことでした。

私は疑問に思い
「私が探してきた土地なら地盤調査の必要性も費用負担も理解できるが、
 貴社で造成をして建築条件付宅地として販売しておきながら
 なぜこちら側が、地盤調査費用ましてや地盤改良費用を払わないといけないのか。
 宅地として大丈夫な造成をしていないのか?」
と質問しましたが明確な回答は得られませんでした。

このようなことは、どのハウスメーカーでも当たり前のことなのでしょうか?
宅地造成等を行う場合は事前の地盤調査を行い、
家を建てられるように造成するのではないのですか?
こういった件に関し、詳しい方ご教授お願いします。


□■アドバイス

私見ですが、
近年の判例等により、地盤調査については、
土地の造成・販売業者ではなく、
設計士・建設業者に義務が有るとされているのが一般的です。

平成12年に施行された「品確法」(住宅品質確保促進法)は、
10年間にわたって、建築工事によって生じた瑕疵
(修理を要するような欠陥やキズ)を、無償で修理するよう、
建築工事業者に義務づけています。
この為の保証を行うにつけ、
建設会社では地盤調査を行うのが一般的です。

つまり、地盤調査は造成に伴って行われるのではなく、
建物を建設する前に行うと言うことになります。

地盤調査費用について、納得いかないので有れば、
それはサービスで行って頂く様に交渉すれば良いと思います。
建築確認申請費用や仮設費用、そして地盤調査費用を、
サービスとするのか、別途見積請求を行うのかは、
建設会社によって変わります。

この辺りは、宣伝文句と、実際の建設費用の総額との差ですから、
違法とは言えませんが、消費者自らに、
良く確認して頂く必要が有ると思います。

(高原開発・涌井さん)

地盤が軟弱な建売物件について

相談内容 地盤が軟弱な建売物件について

神奈川・男性・30代
お世話になります。
某分譲地におきまして、契約を急がされている建売物件があり
購入していいものか迷っております。
3Mの柱状改良の杭を29本打っているとのことでしたが、
元々の地盤が悪そうなので不安です。
地盤調査はスウェーデン式サウンディング試験を行っており、調査結果は以下の通りです。
全般的には、湧泉水面1.7Mおよび地下水位:調査GL-1.1Mとの記述があります。
当該宅地は台地上にありますが、丘陵斜面の下の部分にあります。擁壁ありのCB1.5Mです。
地表土質は、粘性土となっております。場所は、東京都内市部です。
お手数でございますが、見解を頂ければ大変ありがたくどうぞ宜しくお願い申し上げます。
気になる部分としては、地点1および地点2の0.25MのN値がかなり低いことと、
地点3の1.25M~1.75MのN値の値が低く回転数も連続して0となっております。

地点:1(貫入深さ-換算N値)(南面道路敷地の北西)
0.25-0.7N
0.5-6.4N
0.75-5.8N
1.0-26.2N
1.25-4.6N
1.5-4.4N
1.75-7.0N
2.00-11.0N
2.25-7.6N
2.5-8.2N
2.75-6.0N
3-5.2N
3.25-4.4N
3.5-4.4N
3.75-5.2N
4-4.8N
4.25-4.4N
4.5-4.4N
4.75-4.2N
5-8N
5.25-11.2N
5.5-27.8N
5.75-8.8N
6-5.8N
6.25-11.8N
6.5-7.4N
6.75-5.8N
7-6.2N
7.25-8.8N
7.5-6.0N
7.75-6.2N
8-7.2N
8.25-6.8N
8.48-78.8N(終了)

地点:2(貫入深さ-換算N値)(南面道路敷地の北東)
0.25-2.2N
0.5-3.6N
0.75-3.4N
1-6.4N
1.25-5.0N
1.5-5.6N
1.75-7.8N
2-5.4N
2.25-5N
2.5-6.8N
2.75-13.2N
3-6.0N
3.25-4.8N
3.5-5.2N
3.75-5.4N
4-10.4N
4.25-7N
4.5-6.8N
4.75-5.2N
5-5.2N
6.25-7.2N
6.5-6.6N
6.75-7.2N
7-13.2N
7.25-6.2N
6.5-6N
6.75-6.4N
7-5.6N
7.25-5.8N
7.5-5.8N
7.75-10.0N
8-5.8N
8.25-7.2N
8.5-7.2N
8.75-6.2N
9-7.0N
9.25-7.2N
9.5-7.4N
9.75-8.0N
10-8.2N
10.25-8.8N
10.5-9.8N
10.75-9.4N
11-8.8N
11.25-8.2N
11.5-9N
11.75-9.4N
12-16.2N
12.25-13.8N
12.5-32.2N
12.75-13.8N
13-12N
13.25-13.8N
13.5-19.8N
13.61-98.4N(終了)


地点:3(貫入深さ-換算N値)(南面道路敷地の南東)
0.25-3.5N
0.5-5.2N
0.75-4.0N
1-3.2N
1.25-2.2N
1.5-3.0N
1.75-2.2N
2-3.6N
2.25-4.2N
2.5-3.8N
2.75-3.8N
3-5.4N
3.25-6.6N
3.5-5.0N
3.75-11.4N
4-16.2N
4.25-6.6N
4.5-4.4N
4.75-7.0N
5-12.2N
5.25-9.0N
5.5-5.6N
5.75-4.2N
6-3.8N
6.25-4.0N
6.5-4.0N
6.75-3.8N
7-4.4N
7.25-5.8N
7.5-4.2N
7.75-4.0N
8-4.4N
8.25-4.8N
8.5-5.8N
8.75-5.8N
9-6.0N
9.25-6.4N
9.5-7.2N
9.75-6.8N
10-6.3N
10.25-7.4N
10.5-5.8N
10.75-6.8N
11-7.8N
11.25-6.6N
11.5-7.4N
11.75-12.4N
12-17.2N
12.25-9.6N
12.5-7.6N
12.75-54.3N
12.9-86.3(終了)

地点4(貫入深さ-換算N値)(南面道路敷地の南西)

0.25-4.2N
0.5-3.8N
0.75-3.6N
1-12.1N
1.25-7.0N
1.5-3.8N
1.75-3.8N
2-3.8N
2.25-3.8N
2.5-4.4N
2.75-4.4N
3-5.0N
3.25-6.0N
3.5-13.0N
3.75-4.2N
4-4.4N
4.25-4.6N
4.5-4.0N
4.75-4.8N
5-3.6N
5.25-4.0N
5.5-4.2N
5.75-4.0N
6-5.4N
6.25-5.2N
6.5-7.0N
6.75-6.0N
7-4.0N
7.25-5.2N
7.5-6.0N
7.75-4.6N
8-4.2N
8.25-4.8N
8.5-4.8N
8.75-5.2N
9-5.2N
9.3-302.9N(終了)

地点5(貫入深さ-換算N値)(南面道路敷地の真ん中)

0.25-3.9N
0.5-4.4N
0.75-4.8N
1-6.8N
1.25-14.0N
1.5-4.4N
1.75-3.6N
2-3.8N
2.25-3.4N
2.5-3.6N
2.75-3.8N
3-4.4N
3.25-4.0N
3.5-4.0N
3.75-3.8N
4-3.6N
4.25-4.0N
4.5-3.8N
4.75-4.2N
5-5.0N
5.25-18.2N
5.5-7.8N
5.75-6.8N
6-8.0N
6.25-4.8N
6.5-8.6N
6.75-7.4N
7-7.2N
7.25-6.0N
7.5-7.2N
7.75-7.2N
8-7.0N
8.25-6.8N
8.5-7.0N
8.75-7.8N
9-7.6N
9.25-9.2N
9.5-8.4N
9.75-7.8N
10-7.6N
10.25-8.5N
10.5-8.0N
10.75-8.0N
11-8.2N
11.25-23.0N
11.5-17.8N
11.75-42.8N
12-17.2N
12.25-14.2N
12.5-14.2N
12.75-41.8N
13-32.4
13.25-19.6N(終了)

地点:3(貫入深さ-換算N値)(敷地の南東)
0.25-3.5N、0.5-5.2N、0.75-4.0N、1-3.2N
1.25-2.2N、1.5-3.0N、1.75-2.2N、2-3.6N
2.25-4.2N、2.5-3.8N、2.75-3.8N、3-5.4N
3.25-6.6N、3.5-5.0N、3.75-11.4N、4-16.2N
4.25-6.6N、4.5-4.4N、4.75-7.0N、5-12.2N
5.25-9.0N、5.5-5.6N、5.75-4.2N、6-3.8N
6.25-4.0N、6.5-4.0N、6.75-3.8N、7-4.4N
7.25-5.8N、7.5-4.2N、7.75-4.0N、8-4.4N
8.25-4.8N、8.5-5.8N、8.75-5.8N、9-6.0N
9.25-6.4N、9.5-7.2N、9.75-6.8N、10-6.3N
10.25-7.4N、10.5-5.8N、10.75-6.8N、11-7.8N
11.25-6.6N、11.5-7.4N、11.75-12.4N、12-17.2N
12.25-9.6N、12.5-7.6N、12.75-54.3N
12.9-86.3(終了)
地点4(貫入深さ-換算N値)(敷地の南西)
0.25-4.2N、0.5-3.8N、0.75-3.6N、1-12.1N
1.25-7.0N、1.5-3.8N、1.75-3.8N、2-3.8N
2.25-3.8N、2.5-4.4N、2.75-4.4N、3-5.0N
3.25-6.0N、3.5-13.0N、3.75-4.2N、4-4.4N
4.25-4.6N、4.5-4.0N、4.75-4.8N、5-3.6N
5.25-4.0N、5.5-4.2N、5.75-4.0N、6-5.4N
6.25-5.2N、6.5-7.0N、6.75-6.0N、7-4.0N
7.25-5.2N、7.5-6.0N、7.75-4.6N、8-4.2N
8.25-4.8N、8.5-4.8N、8.75-5.2N、9-5.2N
9.3-302.9N(終了)
地点5(貫入深さ-換算N値)(敷地の真ん中)
0.25-3.9N、0.5-4.4N、0.75-4.8N
1-6.8N、1.25-14.0N、1.5-4.4N
1.75-3.6N、2-3.8N、2.25-3.4N
2.5-3.6N、2.75-3.8N、3-4.4N
3.25-4.0N、3.5-4.0N、3.75-3.8N
4-3.6N、4.25-4.0N、4.5-3.8N
4.75-4.2N、5-5.0N、5.25-18.2N
5.5-7.8N、5.75-6.8N、6-8.0N
6.25-4.8N、6.5-8.6N、6.75-7.4N
7-7.2N、7.25-6.0N、7.5-7.2N
7.75-7.2N、8-7.0N、8.25-6.8N
8.5-7.0N、8.75-7.8N、9-7.6N
9.25-9.2N、9.5-8.4N、9.75-7.8N
10-7.6N、10.25-8.5N、10.5-8.0N
10.75-8.0N、11-8.2N、11.25-23.0N
11.5-17.8N、11.75-42.8N、12-17.2N
12.25-14.2N、12.5-14.2N、12.75-41.8N
13-32.4N、13.25-19.6N(終了)
以上です。


□■アドバイス

私見ですが、
『3Mの柱状改良の杭を29本打っている』こと自体が
かなり軟弱な地盤で有ることの証明です。
ただ、一応は地盤改良はおこなっているようですから、
大丈夫と言えば大丈夫かも知れません。

然し、軟弱地盤の場合は、通常水位が高いことが多いですから、
どうしても湿気対策や、シロアリ対策が重要になるでしょうし
『丘陵斜面の下の部分にあります。擁壁ありのCB1.5Mです。
地表土質は、粘性土となっております』ということですから、
地すべり対策も必要かも知れません。

親族・ご友人・物件の近隣住民への聞き取り等を行った上で、
購入について検討されるべきかと思います。

(高原開発・涌井さん)

地盤改良費用の正当性について

相談内容 地盤改良費用の正当性について

福井・30代男性
不動産業者に仲介をしてもらい、別の業者から土地を購入しました。
埋め立てる前は水田だったため、地盤が弱いということで、
購入前の不動産業者の仮見積もりでは、
地盤改良費として80万円が計上されていました。

しかし、実際に地盤調査をしてもらい、
提示された費用の見積もりの金額は大幅に上がり、倍以上の175万円でした
(しかも、当初は200万円近くの見積もりが出てきたので、
 安くしてもらって、この金額でした)。

柱状地盤改良工で、改良長が6m、改良径が600mm、本数が36本だそうです。
埋め立てる前が水田だからといって、こんなに本数が必要で、
こんなに金額がかかかるのか、わかりません。
175万というのは、仮見積りと比較して、あまりにも高いような気がします。
しかし、金額について自分で調べてみたのですが、
知識も全くと言っていいほどありません。
そのため、クレームをつけようにも、本当の相場もよくわかりません。

この工事内容、金額について、妥当なのかどうか、アドバイスお願いします。


□■アドバイス:1

私見ですが、鋼管杭改良は地盤瓦礫撤去工事が必要になることが多いので、
比較的費用が高くなります。
柱状地盤改良工ということは、ジオコラム工法のことだと思いますが、
それだと175万円は高い様な気もするのですが、これは諸条件によって
変ると思いますので、一概には言えないと思います。
表層改良のセメント系改良だと100万円以下で済むはずです。

表層部の地耐力だけではなく、深層部の地耐力やによっても
改良工事の方法の選定も変るかと思います。
おそらく、当初は表層部のセメント系固化材による地盤改良で
十分と思われたものが、実際に地盤調査を行ったら、
柱状改良工法による工事が必要になったということだと思います。

地盤改良の方法につきましては、地盤調査と含めて専門業者に聞かれるのが
一番宜しいかと思います。福井県の地盤改良工事に関しては、
数社から見積もりを取ってみるのも良いと思います。
  (Yahoo!電話帳の下記ページが参考になるかと思います。
    http://phonebook.yahoo.co.jp/a118/g111/g20139/g32152000/ )

(高原開発・涌井さん)


□■アドバイス:2

涌井様のアドヴァイスに少々付け加えさせてください。

地盤改良は、予定建築物との関わり、建物の重さと特に基礎の設計に関係します。
まず、敷地全部に建物が建つのか、また、敷地の地勢状況(畦、堤防、土留め)
や隣接建物などを勘案して、基礎の深さを考え、基礎の対荷重面積(柱、布、版)
の選択などによって、必要な地耐力が決まります。
  
一般的に5tとか3.5tとかは、難しい計算を省く便宜上の数値でして、
きちんと基礎設計をなし、安全であれば、地盤改良は程度調整が可能です。
木造でも地下があれば、全く違ってきます。

より納得して、細かい計算や対応を厭(いと)わないなら、
建物設計を正確にしてください。その時の建築士は、木造だけが専門でない方、
つまり、鉄骨や鉄筋コンクリート造の建物などにも明るい方に相談される方が、
基礎の智恵はお持ちかもしれません。以上、ご参考まで…。

一級建築士・インテリアプランナー

(グッドカラーステッション・中尾正文さん)


■□相談者より

早速のご助言、ありがとうございます。
聞きなれない言葉も多く、まだ100%理解しているわけではありませんが、
自分なりにもう少し調べて、理解を深めたいと思います。

当初は表面改良だけということで、80万円で見積もっていたものが、
地盤が弱いために柱状改良工法になったようです。
175万円が妥当かどうかということについては、
もう少し、自分でも調べてみたいと思います。

お二方のアドバイスを読ませていただいた感じでは、
ありえない額ではないと思えたのですが、そういう理解で良いのでしょうか?
また、他にもアドバイスがあれば、なんでも結構ですので、よろしくお願いします。

まずは、取り急ぎのお礼でした。


□■アドバイス:3

私見ですが、柱状改良工法だとすれば、
175万円はあり得ない金額ではないと思います。
金額については、他社の見積もりを取って比較するのが早いでしょう。

その他のアドバイスとしては、地盤改良工事会社の
補償の内容を、よくご確認されることをお薦め致します。
  
地盤改良工事会社は、それぞれ損保会社と
生産物賠償責任保険を結んで、万が一の場合に備えています。
通常は、不同沈下による建物の壊れた部分修復の費用のみの補償
(生産物賠償責任保険)で、建物を水平にする工事費用
(地盤損壊担保特約)は支払われない保険が多いと思います。
この建物を水平にする工事費用は、結構高額になりますので、
「地盤損壊担保特約」がついているかどうかを、
ご確認することをお勧め致します。
万が一の場合には、この「地盤損壊担保特約」を締結している
地盤改良会社の方が、安心できるのは当然だと思います。

(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

ありがとうございます。参考になるありがたい意見です。
補償内容については特に記載されていませんでしたので、
一度問い合わせてみたいと思います。


□■アドバイス:4

若干の付け足しになりますが、最近では判例上、
   ●地盤調査会社には万が一の場合の補償義務は無いとされてきている
   ●その一方、建設会社、および、設計士には、専門家としてその土地に
    建物を建てても大丈夫かどうか判断する義務があり、
    万が一の場合はその補償を行う義務がある
という流れになっています。
ですから、最近では、建設会社が、
地盤調査を必ず行うようになってきている訳ですし、建設会社にしてみれば、
現実的には地盤調査会社、および、地盤改良会社に責任を取って貰わなければ、
安心できません。

本来は建設会社自身が、どのような保証内容になっているのか、
良く吟味して地盤調査・改良業者を選択すべき問題だと思います。
しかし、建設会社が本当にそこまで検討しているかどうかについては、
若干の疑問があります。

地盤改良工事後の補償につきましては、保証限度額(2,000万~5,000万円)、
免責期間(通常は無しが多い)、免責金額(0~10万円)、
保証期間(10年で更新可か不可か)も、各社によって違います。
地盤改良工事を行った後に、実際に損害を被ったという事例は、
私の周りでは聞いておりませんが、万が一ということもございますので、
保証内容については、よく確認しておく必要があると思います。

(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

ありがとうございます。
最近の傾向については、知らなかったので、非常に参考になりました。
また、補償内容についても、
上記を参考に、詳細について問い合わせてみたいと思います。
今後も、何かあれば、よろしくお願いします。

契約前の地盤の説明について

相談内容 契約前の地盤の説明について

千葉・30代男性
初めて投稿します。宜しくお願い致します。

建築条件付きにて土地を購入しました。
契約は2006年の4月の8日です。土地の契約の際、担当営業マンより
「元々、畑だったので、地盤は大変良い」
と、聞いておりました。

しかし、契約後の間取りの打ち合わせの際に、売主の建築士が同席し、
「購入した土地の西側の地下1mのところに硬い地盤がある」
と言われ、私たちの前に購入しようとした方の地盤調査を見せて頂きました。
西側の外構工事の際、コンクリートなどの硬いものが
進入してしまったのではないか…とのことでした。

担当営業マンは、それを知っていて、言わなかったようです。
対処方法は杭を打つか、基礎を深くするか…とのことでした。
こういう場合の費用は、負担しなければならないのでしょうか?


□■アドバイス:1

中尾正文と申します。西側の外構工事とは、
あなたが購入された土地の擁壁か何かの基礎を言っているのでしょうか?
これだけの情報では、
   ・杭をなぜ打たなければならないのか?
   ・なぜ基礎を深くしなければならないのか? ほかに方法が無いのか?
まったく分かりませんが、原則、取引に他の問題が無ければ、
かかる費用は、購入者(建築主)が、負担すべきものと考えます。
(グッドカラーステッション・中尾正文さん)


■□相談者より

中尾様、早速のご回答ありがとうございます。

西側の外構工事は、分譲の土地を売り出す際に、
一軒ずつ、擁壁を作成しており、その際のコンクリートが
なんらかの形で土地の地下1mの所に残っているのではないかとのことです。
以前、別の方が土地を購入しようとした際に、地質調査をしていて、
その結果、判明したことで、私が購入しようとする段階では、
業者はその事実を把握していたものと思われます。

また、地下1mのところにコンクリートのようなものがあるために、
将来的に、そのコンクリートの下に空洞が空き、建物が傾く可能性があるため、
杭を打つか、基礎を(1m以上掘り下げて)深くする必要があるとのことでした。

事実関係としては、
   ●70棟ほどの分譲のうち、そのような問題があるのは私の土地だけ
   ●販売業者が、土地の販売時には地質調査の結果を手にしていて、建物の建設
    時に費用がよりかかることになるだろうということを把握していた
   ●それにもかかわらず、私に通知しなかった
ということです。

このような場合の費用負担はどのようになるのでしょうか?
購入者負担なのか、業者負担になるのか、教えて下さい。


□■アドバイス:2

それでも、コンクリートの大きさや量が良く分かりませんので、
杭や深基礎の程度や、それに関わる工事費の見通しができません。
しかしながら、これらの規模がどうであれ、
売主側の建築士が飄々(ひょうひょう)と言っているように聞こえます。
売主と同根と見てよいでしょう。

つまり、知っていて、事前に告知しなかった「信義違反」は、
追及してしかるべきです。場合によれば、明快な法律違反になるでしょう。
この場合の工事費をどちらが持つかという正悪だけではなく、
売主責任に加え、意図的な不説明の責任はありそうですね。
それとは別に、売主側でない建築士の意見を良く効いてください。
将来を見据えた、もっと賢明な工事方法があるかもしれません。
(グッドカラーステッション・中尾正文さん)


■□相談者より

中尾様、ご回答ありがとうございます。
地質調査の結果は、私より前に購入しようとした人のものであったため、
ほんの少し見せてもらっただけなので、詳しい内容は把握しておりません。
工事費用につきましては、頂いたご意見を念頭におき、交渉して行きたいと思います。
売主側でない建築士の意見を良く聞き、賢明な工事方法を追求していこうと思います。
大変参考になりました。ご回答、ありがとうございました。


□■アドバイス:3

ご相談内容からは、よく様子が解らないので、一般的な話をさせて頂きます。

最近、ハウスメーカーは施工前に必ず地盤調査を行う様になってきています。
これには新築の10年補償に対応するという明確な理由があります。
 つまり、
   ●地盤調査+万が一の地盤沈下に対する保険
 を、セットで行っている訳です。

誤解を承知で言いますと、地盤調査だけをやってもあまり意味はありません。
その地盤調査によって、
保険をつけて10年間はその地盤の補償をして頂く必要があります。
もし、地盤調査会社が地盤調査を行い不具合が出た場合は、
調査会社の指定した地盤改良を行わないと保険がつきませんし、
ハウスメーカーは地盤の保険がつかない場合は、
安心して施工ができないということになります。

通常は、地盤が固い場合は、この補償の対象となるので、
それ程問題は無いと思いますし、保険もつくと思いますが…。
地盤沈下のおそれがあるというのは、地盤調査会社の見解なのでしょうか?
保険の適用ができないということなのでしょうか?
また、建物は通常の木造なのでしょうか?
鉄骨造とかプレハブ等の重い建物なのでしょうか? 
地盤改良(セメント系固化剤との攪拌(かくはん))では駄目なのでしょうか?

地盤についての仲介業者の説明は、重説違反の可能性も確かにあります。
当社の場合は、最近では仲介の場合は、
「地盤改良が必要な場合もあります」
と、明記するようにしていますし、どの様な地盤でも、「大丈夫です」とは
絶対に言わないようにしており、「しっかりと調べて見るまでは解りません」
と答えるようにしています。
これは親しい同業他社にも、トラブルを回避したければ、
そう説明すべきだということで説得している最中でもあります。

正直言いまして、
目に見えない部分ですから、「大丈夫」とは言えないのは当然でしょう。
かと言って、仲介物件を全て地盤調査する訳にもいきません。
そういう点から考えますと、その仲介業者の発言は不注意であり、
誤解を与えたと思いますし、言ってはいけない説明だったと思います。

建築条件付ということは、契約書に特約条項がある場合を除いて、
地盤調査や10年補償については全て売主と建設業者が負うべきだと思います。
さらに、売主が不動産業者の場合は、地盤改良や
パイルを入れる入れないについては、当然、売主が負担すべき問題でしょう。

しかし、実務的には、売買金額にもよるかもしれません。
例えば、当初販売価格より地盤改良工事やパイル工事を行えるだけの
値引きをした上で、売買契約を締結した場合は、全て売主に負担しろ…とは、
言い難いと思います。

交渉ごとですから、色々な考え方がありますが、
購入価格が当初からかなり値引きしていただいたのであれば、
   ●売主が半額、貴方が半額
   ●さらに、仲介業者は手数料の半額を貴方に戻す
  ということで交渉したら、いかがでしょうか?
  もし、値引き無しの販売価格で購入されたのであれば、
   ●売主が全額負担
   ●仲介業者は手数料の半額相当を売主に提供する
  ということで交渉したら、いかがでしょうか?

尚、上記の割合は、詳細まで検討した上でのことではありませんので、
ケースバイケースで、それぞれの責任負担の割合に応じて調整すれば良いでしょう。
(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

涌井様、ご回答ありがとうございます。
地盤沈下の恐れがあるというのは、販売業者の設計士の見解によるものです。
また、建物は木造で建築予定です。
なお、販売業者の設計主によると、基礎を深くすることによって、
建物の傾きを防げるとのことでした。
費用負担につきましては、頂いたご意見を念頭におき、
交渉して行きたいと思います。
大変参考になりました。ご回答、ありがとうございました。


□■アドバイス:4

販売業者ということは、
宅建業者が販売した分譲地ということで理解して宜しいのでしょうか?

その場合は、前のアドバイスとは若干、変ります。
基本的にはその販売業者は、瑕疵担保責任を逃れることはできません。
パイルを打ったり基礎を深くするということは、瑕疵担保責任を逃れて、
お施主さんである貴方に費用負担をさせようとする魂胆が見える感じがして、
個人的にはかなり不審感を持ってしまいます。

これはおそらく推測なのですが、地盤調査の結果が思わしくなく、
軟弱地盤なのではないかと思います。
そのように推測しないと、どうもその建築士の説明が納得できません。
パイルを打ったり、基礎をそこまで深くする必要があるということは、
堅い地盤までかなり深いとしか思えません。

地域差はあるのですが、通常は、
   ●地盤調査+5,000万円までの10年保証の保険で、10万円~15万円程度
で、できると思います。
また、攪拌(かくはん)する体積(深さ)にもよりますが、
50~60坪程度の地積の宅地ですと、セメント系固化剤との攪拌による地盤改良は、
40万円前後で可能かと思います。

ただし、今回の土地に関しましては、想像なのですが、通常の深さの攪拌では、
地盤が安定しない土地の可能性もかなり高いのかも知れません。
おそらく40万円の倍額以上が必要なのかも知れませんので、
業者は予防線を張っている可能性も否定できません。

おそらく、造成時に切り盛りした時の、盛り土を行った土地なのかも知れませんね。
それも転圧をしっかりかけながら行わず、単に切った土を移して盛っただけ…
ということも考えられます。
または、元は畑ということを信じれば、地盤の下の方には適当な大きさの石を入れて
転圧をかけることも可能だったはずですが、それを行わなかった可能性もございます。
  
元々畑の場合は、畑として良い土地と言うのは、
宅地としては決して良い宅地にはなりません。土地が良すぎるんです。
ですから、深さ30センチ程度までは砂利を混ぜながら転圧をかけておかないと、
軟弱地盤になってしまう可能性があります。
どちらにしても、転圧不足の軟弱地盤の可能性が、かなり高いのではないでしょうか?

15万円程度の地盤調査+保険料は、貴方が負担して調査し、
もし万が一、地盤改良の必要が出た場合は、
その販売業者が地盤改良費を負担するということで交渉してから、
地盤調査を再度入れてみたら、いかがでしょうか?
(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

涌井さま、返信ありがとうございます。
今回購入した分譲地は、宅建業者による販売です。
基礎を深くするということに関しては、全体を深くするのではなく、
土地の西側のみ、深くするという対処のようです。
涌井様のアドバイスの通り、地質調査に関しては、再度、
行ってみることも視野に入れて、業者との交渉を行っていきたいと思います。


□■アドバイス:5

個人的な意見ですが、将来のことを考えると、
やはり地盤保証制度の適用をしておくべきでしょう。
特に、今回のように不安のある土地であれば、なおさら、その必要性を感じます。
建築条件付の分譲を行う宅建業者であれば、
その程度のことは知っているでしょうから、ぜひ頑張って交渉して下さい。

なお、地盤保証制度については、損保の生産物賠償責任保険を元にしていますが、
更に地盤損壊担保特約のついた保険であれば良いと思いますので、
保証の中味についても良く調べて、ご確認下さい。
(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

涌井様、度々の、ご回答ありがとうございます。
地盤保証制度について、よく調べ、検討していきたいと思います。
ありがとうございました。


□■アドバイス:6

あとで後悔しないように頑張って下さい。

ところで、地盤調査を行った場合、
その土地の5ヶ所(=4角と中央)を調べるのが一般的ですが、
その5ヶ所の全てで問題が発見されることは、あまりありません。
造成時の切り盛りは大抵は傾斜地に対して行いますので、
斜面の低い方が盛り土が多くなりますので、軟弱地盤になることが多くなります。
ですから、地盤調査で5ヶ所を調べた場合は、
1~3ヶ所の数値がたりなくなるということが多くなります。
ボーリング式であれば別ですが、
良く行われているスウェーデン方式であれば、地盤調査で
1.5mも入ること自体が軟弱地盤だといっているようなものだと思いますが…。
地盤調査と言うと仰々しいのですが、簡単に言うと、
スウェーデン式だと重りをつけた棒を土地に突き刺して調べるだけです。
この時に軟弱な土地の場合は、見ていると、す~っと入っていきます。
素人の目にも「こりゃ駄目だ」と判るくらいに入っていきます。

とにかく、あまりその設計士の説明を、そのまま信じるのは良くないでしょう。
(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

涌井様、度々のアドバイス、ありがとうございます。
地盤調査は、設計士の説明によるとスウェーデン方式のようです。
地盤のゆるい場所は1ヶ所のみで、数値が3.0を多少欠ける程度だったと思います。
ご指摘の通り、あまり設計士の話を鵜呑みにせず、
しっかりと交渉していきたいと思います。


□■アドバイス:7

私も地盤については専門家ではありませんので、
数値に関しては正確なことは言えません。
ただ、3.0ということはN値のことだと思いますが、
N値に関しては、数値が大きい程、地盤が固くなります。
これは砂質土か粘性土かによっても変ってきますし、
建物の自重によっても違いますので、一概に言えるものではありませんし、
孔内水位が確認されれば、それによっても変ると思います。
しかし、3.0というのは、やはり軟弱地盤の部類に入るのではないかと推測されます。
スウェーデン式の調査データから素人が判断するのは、かなり難しいと思います
が、調査結果報告書には「考察結果」もついているはずですから、
これを見ればわかるはずです。
ですので、考察結果をその建築士さんから見せて頂いたらいかがですか?
(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

涌井様、今週末に再度、打ち合わせ予定ですので、
考察結果も合わせ、地盤調査の結果の詳細を聞いてくるつもりです。
また、問題があるようでしたら、相談にのって頂きたいと思います。
どうぞ、宜しくお願い致します

契約後の地盤改良費の請求について

相談内容 契約後の地盤改良費の請求について

大阪・30代女性
土地を購入したのですが、地盤が弱いらしいので、
土地を改良して家を建てました。
すると、隣人から、
  「うち近辺は地盤が弱いので、他の場所よりも余分なお金が改良や
   基礎代でかかるのはおかしいと思って、売主に話したら、
  『実は弱いんです。基礎代を半分出します』という話になった」
と、聞きました。
契約後に売主に話す場合、問題や不利なことになるのでしょうか?
また、折半以外の補償はどの程度してもらえるものなのでしょうか?


□■アドバイス:1

かなり難しい内容です。まず、地盤の弱さの程度がわかりません。
次に、直接購入されたのか、不動産業者経由なのか…にもより、
また、程度によれば、告知義務違反もありましょうし、瑕疵の要素もあるでしょうし、
逆に、無いかもしれません。
少なくとも半分、あるいはそれ以上を
元の地主に自動的に負担してもらう根拠があるとも即断できません。
どのような建築物を建てるとして、購入されたのでしょうか?
誰でもわかるほど、近隣の建物やその他の状況から、
軟弱地盤が推認できるのでしょうか?
地耐力調査の必要が事前に確認されていたのなら、
その調査費用は、元地主に負担をお願いする契約はあると思いますが…。
もう少し、詳細な経緯をご連絡ください。
(グッドカラーステッション・中尾正文さん)


■□相談者より

中尾さま、はじめまして。ご回答ありがとうございました。
土地は直接、住居用に購入しました。
事前に土地についての詳細は特別には聞いていません。
地盤の弱さですが、事前に業者
(というのでしょうか、重要事項説明をしなくてもよい団体だそうです)から、
土地の2箇所を調査した結果の地盤調査データを頂いていました。
隣人のお話では建築士に地盤調査を依頼した結果、頂いていたデータよりも
地盤の弱いことが発覚し、話をもっていったそうです。
つい先日聞いた内容では、団体曰く、「聞かれたら説明している」
とのことでした。
私の土地周辺は盛り土で、何軒か離れた場所は切り土だそうです
(土地の値段に差はつけていないそうです)。
誰でもわかるほどの「誰でも」が難しいのですが、土を削った際、
粘土層や木屑が蓄積されていて、良い地盤だとは言えない状態でした。


□■アドバイス:2

つまり、
   ●相談者さまの地盤の地耐力の調査データは無い
  ということですか?
おっしゃるとおり、盛り土と切り土は、一段ごとに違う可能性があります。
お隣とは同じ造成なのか、不明ですが、お隣と同じ地耐力とは即断できません。
誰でもわかるとは、
   ●既に建築物に地盤からくるなんらかの影響の症状が散見できる
という周辺状況と考えます。
「土を削った際、粘土層や木屑が蓄積されていて、良い地盤だとは言えない」と
私も思いますが、軟弱や補強が即必要かの判断もできません。
住宅の建築設計士の本来業務ですから、その方に、業務を依頼の上、
先般、申し上げましたように、地盤調査費を請求されてはいかがでしょう?
そして、明らかに基礎補強が必要と建築士が判断した場合は、
その工事費増の交渉になると思います。
(グッドカラーステッション・中尾正文さん)


□■アドバイス:3

私見ですが、相談内容を読む限り、契約後と言うよりも、
   ●既に土地の改良工事を終えて、家も建て終わってる状態
のようですが…。

地盤の弱さについては、貴方はご自分で改良工事を行った訳ですから、
承知していたかどうかが問題となるかも知れません。
「隠れたる瑕疵」というのは、購入者が知らなかったのが大前提となります。
また、知ってから1年が瑕疵担保期間となります。
  ですので、
   1.契約書に規定された瑕疵担保期間内かどうか?
    (なお、業者が売主の場合は2年以上の定められた期間)
   2.どの様にして地盤の弱さを知ったのか?
   3.地盤の弱さを知ってから、1年以内かどうか?
という部分によって、損害賠償が可能かどうかが変ると思います。

実際に、上記1、2、3の全てが瑕疵担保責任の条件を満たしている場合は、
隠れたる瑕疵となる可能性がかなり高いでしょう。
  瑕疵担保責任としては、売買契約では、
   ●契約解除もしくは修理費用相当額の損害賠償ができること
  とされています。

今回は、既に建物は建っているようですから、契約の解除は無理でしょう。
その土地の改良工事に要した費用が請求可能と思われます。
また、その地盤が弱いために行われた特別な基礎工事等があれば、
その工事費用も請求可能かと思われます。
隣人は上手く交渉したようですから、貴方もなるべく早く売主と交渉して、
地盤の改良工事費用相当額は、損害賠償として支払っていただいたら、
いかがでしょうか?
(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

涌井さま、はじめまして。ご回答ありがとうございました。
土地を改良し、家も建てました。購入時、素人にはよくわからない一覧ですが、
地盤調査データを頂いており、販売に問題ない内容との判断をされているようです。
一覧を頂いているので、知らないと言っていいものかどうか…。
地盤の弱さは土地を削った際に粘土層や木屑の蓄積があり、
改良した方が良いと判断しました。
住んでみて、ご近所の話などからも、土地の悪さを口々に聞きます。
住んで4ヶ月、土地のことについて知って、1年以内です。

隣人のお話では建築士に地盤調査を依頼した結果、頂いていたデータよりも
地盤の弱いことが発覚し、話をもっていったそうです。
基礎を作っていたので、土地改良をすることができず、
基礎代の折半という形になったそうです。改良した方が確かだと思い、
地盤調査をせずに改良したので、相手側に提示するデータがありません。

土地は隣接し、家と家の間は2~3m離れているだけの場所で、
同じ方角、盛り土されている場所で全く同じ高さです。
隣接地のデータが、もらっているデータ結果よりも弱いと判断されているので、
こちらの土地も可能性は高いと思います。
しかし、どうすればいいのかわからず、困っています。
隣接地でそのようなお話がされているにもかかわらず、
こちらには全く連絡がありませんし、言わなければ何も言ってこないので、
対応に疑問を持っています。


□■アドバイス:4

私見ですが、通常はスェーデン式サウンディング試験等を行い、
固化材(セメント系)を撹拌・混合したり、べた基礎施工を行います。
   ▼参考ページ
   (株)カナイワさん http://www.kanaiwa.co.jp/
    ┗ http://www.kanaiwa.co.jp/geotech/geotech.htm
    本気で家を建てる人のためのホームページ http://www.mmjp.or.jp/honki/
    ┗ http://www.mmjp.or.jp/honki/ie/kikaku/tt17.htm
   (株)ビーオーケーさん http://www.tcn.zaq.ne.jp/akave700/main.html
    ┗ http://www.tcn.zaq.ne.jp/akave700/main.html

一般的には、地盤改良というと固化材を攪拌(かくはん)するのですが、
その固化材の量を決定するには、スェーデン式等でデータを取ると思うのですが…。
おそらく、隣地の方は「べた布基礎→べた基礎」に変更したということだと思いますが、
貴方の場合は、実際にどの様な地盤改良を行ったのでしょうか?

軟弱地盤の場合は、盛り土をする場合は1m以上(普通は1.5m程)
盛るのが一般的ですが、地盤にもよりますが、1m以上の盛り土がされている場合は、
基本的には大丈夫かも知れません。実際の改良工事は業者が行ったと思うのですが、
何の根拠も無しに地盤改良工事を行うとは思えませんので、
改良を行った何らかの根拠があると思いますその業者に改良工事を行った根拠等を
提示していただくことはできないのでしょうか?

貰っているデータより軟弱かどうかも調べてないとすると、
実際には、交渉するしか無いでしょう。これから地盤調査しても、
改良工事後ということになると、ちょっと問題があると思います。
とりあえず、改良工事の施工業者に協力して頂きつつ、
隣地のデータを元に交渉して、地盤の改良工事費(どのような改良工事かは不明ですが…)
の負担を求める交渉をしてみるということになると思います。
(高原開発・涌井さん)

地盤改良に伴う追加請求について

相談内容 地盤改良に伴う追加請求について

埼玉・30代男性
ある土地を購入し、ハウスメーカも決定し(土地購入先とは別です)、
現在、地盤改良まで終了しています。
そのような中、問題が発生していますので、
相談させていただきます。

その土地は、売主から軟弱地盤でガラ等が埋められていることを申告され、
私も了解した上で購入しました。

購入後、地盤調査が行われ、やはり改良が必要とのことで、
ハウスメーカから業者3社に見積を出してもらい、
最終的にハウスメーカの薦める1社に決めました。
  
理由は、他の2社がガラ撤去費が記載されていない
(ハウスメーカーは、ガラの量が不明なので、後で請求すると理解していました)
のに対して、決定した1社は、はじめから含まれていたためです。

すでに当初考えていた予算をオーバしていたので、見積時に、
  ●見込んだガラの量を超えても追加費用を発生させないこと
を条件にお願いしました。
作業は2日に分けて行われ、1日目にガラの撤去が行われました。

しかし、この際、ガラ以外に木片や金属片が掘り起こされたそうで、
この分について追加請求がきています。
さらに、1日目に掘った際、予想以上に地盤が弱いことが分かったらしく、
柱状改良の柱の太さを変更したそうで、この変更についても
追加請求がきています。全て事後報告でした。

ガラ以外については土地の売買契約書にも記載があるので、
ある程度予測できたと思いますし、地盤調査もしているわけですから、
柱状改良の太さ変更なんて、単なる見込み違いと考えています。

そのため、追加請求には応じる気はないのですが、いかがでしょうか?


□■アドバイス

全て事後報告ならば、払う必要は無いでしょう。
追加費用を発生させないことが条件になっているため、
工事を勝手に進めたことのほうが、むしろ問題です。
指示に従わないのは背信行為といわれてもしかたないでしょう。

地盤調査が行われたとありますが、どんな調査を誰の費用で行ったのかが、
はっきりしません。
土質改良だけの調査なら、ガラの種類は分からなかったでしょう。
ガラがあることが分かっていたのならば、事前に探り調査をして、
見積を組むのが正しい方法です。調査費用はかかります。
ガラの中味に想定しなかった分の追加ということなんでしょが、
金属はスクラップとして売れる場合があります。
種類によっては高額引取されます。
量と種類によっては、微妙な判断になりそうです。

また、予想以上に地盤が弱いので柱状を太くしたとありますが、
やはり、地盤調査の内容に問題があったのか、
それとも見積判断ミスだったのかが、問われるところでしょう。

それにしても、地盤改良業者を薦めたハウスメーカーは何といってるのでしょうか?
業者指導を行う立場にある者が仕事を投げている感じがしますが、
指導もしないで施主にこんな思いをさせるハウスメーカーは考え者です。
今後の工事を考えると、第三者の建築士にコンサルタントを依頼することを薦めます。
(Fudosan.JP参加エージェントさん)


■□相談者より

回答ありがとうございます。
ハウスメーカの交渉により、無事、追加費用は発生せずに済みました。
見積ミスであることを指摘したそうです。
ガラ以外の発掘物についてはハウスメーカの好意により、
別の業者に無料で引き取ってもらうそうです。
でも、「まずは状況報告したまでです」と言っていましたが、
最初から業者間で処理して欲しかったです。
いずれにしても無事、済んで良かったです。どうもありがとうございました。
なお建築については、第三者機関による検査が数回、行われる予定です。

担当者の説明と異なる地盤の強度について

相談内容 

愛知・20代女性
現在、住居用の土地を購入しようと思っています。

駅に近いところに土地があり、仮契約をして手付け金を払いました。
山の斜面を切り取ってつくったという感じの土地でした。
その際に不動産業者の人が「あの辺は地盤がいいからね~」と言っていました。

ハウスメーカーさんに地盤調査をしてもらったところ、
「確かに下の方の地盤はいいが、5m近くは地盤が結構弱く、対策が必要だ」
と言われました。また、その時に通りかかった人に聞いたら、
ここは盛り土だったことがわかりました。

契約時、このことについて言っても無駄でしょうか?




□■アドバイス:1

仮契約とはどのような契約なのかわかりませんが、
手付金を支払ったということは、売買契約が成立したものと思われます。
重要事項説明を受け、重要事項説明書を受け取っているのでしょうか?
売買契約書に署名捺印されたのでしょうか?

  既に売買契約が締結されているのであれば、
   1.売買契約の解除(手付金の放棄)
   2.重要事項説明の説明義務違反を根拠に無条件で契約解除を請求
    (県庁の住宅課などへ事前に相談しに行って下さい)
  が考えられます。

もし、本当に「仮契約」というものがあり、
売買契約の締結をしていないのであれば、
支払ったお金は「申込証拠金」と言うことになり、
契約をせずに支払ったお金を返してもらえます。

(アットホーム・香川文人さん)




■□相談者より

香川様、ご返事ありがとうございます。

  > 重要事項説明を受け重要事項説明書を受け取っているのでしょうか?
  > 売買契約書に署名捺印されたのでしょうか?
  
言葉を知らずで申し訳ありませんでした。
重要事項説明書を受け取っており、署名、捺印をしております。

盛り土のことになるのですが、これは重要事項説明義務はあるのでしょうか?
不動産業者の方の話も、会話の中に出てきただけで、
相手方が言ったという証拠も何もありません…。よろしくお願いします。




□■アドバイス:2

売買契約を締結済みですね。
重要事項説明書に切り土や盛り土の説明義務はありません。

ただ、貴方にとって、盛り土と切り土の違いが、
契約の条件を左右するほどの重大な問題点で、
その重要性を知っている不動産会社の担当者が、
重要事項説明書にその図面などを添付して説明をした場合

担当者が切り土であると発言し、その発言を信じて購入を決めた場合

は、重要事項説明書を根拠に、あるいは、
その不動産会社の担当者が発言した事を認めた場合には、
その発言を根拠に、不動産会社に対して契約の解除を求める事が
可能だと思われます。

しかし、重要事項などの書面とかで証拠が無い限り、難しいでしょう。

(アットホーム・香川文人さん)




■□相談者より

香川様、お返事ありがとうございました。

ぱっと見は切り土に見える土地だったため、
不動産屋にしっかりとした確認をとらなかったことが
いけなかったのですね。地盤調査を早めにしたいと言ったときに、
「契約がすべて終ってからでいいじゃない」
というようなことを言っていたので、不信感が募っていました。

地盤の補強は、今日、ハウスメーカーの人に伺ったところ、
手付け金よりも少ない金額でできそうなので、
このまま契約を進めていきたいと思います。

今回は、稚拙な文章で申し訳ありませんでした。
また、親切にご回答頂き、ありがとうございました。

タイルのひび割れと地盤沈下について

相談内容 

この2月に、築15年の有名メーカーの軽量鉄骨の家を購入しました。
購入時は、1つのトイレの下隅とお風呂の1部のタイルにひび割れがありました。

その際、とくに、家が傾いているとか地盤沈下しているとは
思えなかったのですが、先週、外構工事をしているので、見にいったところ、
今まで何も無かった別のトイレのタイルでひび割れが数箇所発生していました。

良く確認すると、軽量鉄骨の入ってるすぐ横であることがわかりました。
図面で確認すると、最初のトイレのひび割れも鉄骨のすぐヨコでした。

家そのものが、傾斜のきつい上に立っています。
これって、何か問題があると思うのですが、
ハウスメーカーの担当の方に確認しても、「さあ~」という返答です。

もし、地盤が沈下している場合、何かこれを直す手立てはあるのでしょうか。
これから、リフォームをする予定ですが、家そのものが、
数年で使い物にならないというようなことであれば、リフォームするのは考え直して、
いずれ、新築の家を建てる方が良いのかなと思ったりもします。

売主や仲介業者の責任もどうなのかとも思います。

今、悩んでいるのは、まずは、これを直した方が良いのか、
諦めて、時間を待って手直しした方が良いのかです。



□■アドバイス

専門家なる建築士の現場調査を依頼なさるのが得策でしょう。

(グッドカラーステッション・中尾正文さん)



■□相談者より

そうですね。悩んでいるよりも、真実を確認するのが一番ですね。
ありがとうございます。

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