水漏れ工事と営業補償について

水漏れ工事と営業補償について
大阪・男性・40代

現在ビルの地下1階で飲食店を営業しています。1日平均15万円ぐらいの売上です。
私たちが営業を始める前から地下2階に水が漏れていたらしいのですが、
今度其処を工事するため営業を休まなければなりません。
その時の営業補償を受ける権利また家賃の日割引を受ける権利はあるのでしょうか?
またもめたときはどうすればよいのでしょうか?


■アドバイス

私見ですが、
基本は、業務用賃貸借契約書の内容によりますので、ご確認願います。

売上を単純に請求する事は無理が有ると思います。

一般的に、管理ミスにより休業せざるを得なくなった場合は、
荒利分(売上平均-仕入れ平均)から
休業中に使わない経費を差し引いた分は請求出来ると思います。
当然、根拠となる計算書(決算書等含む)の提示は必要かとも思います。

また、賃貸人・賃借人のどちらかが、火災保険の一種で、
店舗総合保険に入っていれば、営業補償(荒利分)される事も有ると思います。
保険の場合は、多分タフな交渉となるかとも思います。

(高原開発・涌井さん)

言い分が変わる大家とのテナント契約について

相談内容:言い分が変わる大家とのテナント契約について
長崎・女性・30代

はじめて相談させていただきます。

3月末、旧テナント物件から新しいテナント物件へ賃貸借契約を結び引っ越しをしました。
引越しの2日前に、既に支払い済みだった契約金
(敷金、前払いの家賃と駐車場代、仲介料)に消費税が足りない(大家さんが言っていると)と、
仲介業者から連絡がありました。
引越しを目前にいろいろと準備を済ませていた状況もあり、受け入れました。
(初回のみ消費税は仲介業者が持つということを取り決め、
また、二度と今後の変更がないようにお願いしますということで了解しました。)
もちろん、契約書には、消費税込みの料金と明記してあった
(契約書内容とは違うことで消費税請求されました)のですが・・・

そして、引越して約2週間。テナントは、2階建ての4つの会社が入居できるもの。
の1階が大家さんで、もう一つの2階が私どもの会社が移転したテナントです。
この間、大家さん一家の父と息子がかわるがわる電話をしたり、事務所に来ては
二人の意見が違うようなこと言ってきたり。
と、過干渉な大家さんだなぁ~とは感じてはいたのですが・・。

電話の内容の一つは、次のようなものです。従業員に不審な伝言電話。
(要するに、敷金が払われてないからどうなっているのか・・
と言うような内容の事を従業員に言う。
もちろん支払い済みでしたが・・
従業員は、私ではわかりかねるのでわかるものと変わります
と言っても変わる様子がなく電話を切るとか・・)
もう一つは、スクーターです。決められた駐車場の敷地内に置きましょう!
とご自分が取り決めていたものを、数日後、別に駐車してくれ!と言ったり。
こちらとしては、引越だけでもバタバタとしているのに、
不愉快なことで電話したり出向いてきたりと業務妨害的な事をされて弱っていました。
仲介業者には、この件は、相談をしていた状況でした。
そんな時、また事務所に電話があり従業員に、社長をこっちに至急よこしなさい!
という命令がありました。
すぐに出向いたところ、”君のところは、契約違反だ!”
”常時駐車場に車を止めているではないか!”
”お客さんの車はいいけどオーナーの車を止めたらだめだ”
と・・・だから、駐車料金を上げるというもの。

やはり、引っ越し前の消費税分の引き上げのときに止めておくべきだったのかと・・
もちろん、契約書には、そんなことは書いてありませんし、契約書にあるのですが、
”事務所”の分類なのです。お客は発生せずに営業車を駐車するのは明白なこと。
上記の件で、今後も駐車場代のみならず不当な要求が懸念されるため弱っています。
このままでは、2年後の更新時は、もちろん、1週間後もわかりません。

こちらとしては、契約書を交わし印鑑を頂いている限り契約書にのっとり
また、大家さんではなく仲介業者を通して進めていきたいと考えているのですが、
そこにも問題が生じているようで、
(大家さんVS仲介業者で契約が破棄されたということを大家さんから聞かされました。)
どのように対処したらよろしいのでしょうか。アドバイスをお願いします。


■アドバイス

私見ですが、御社が契約違反を行っているのではなく、
大家が契約違反を行っているのではないのですか?

「仕事の邪魔だ」
「契約書の内容を遵守すべきだ」
ともっと、御社の言い分をはっきり大家に伝えるべきかと思います。

出てけと言われたら、「大家の契約違反による一方的な解約なので、
新事務所に移転する費用や退去費用は、全て大家さんが御負担下さい」
と言えば良いでしょう。

(高原開発・涌井さん)

店舗の名義について

■相談内容 店舗の名義について
長野・女性・30代

初めまして。
今、悩んでいることがあります。

私は日本人ですが、外国人の女性( 以後、お姉さんと称します )と仲良しで、
一緒にスナックでお仕事をしてきて、交流があります。
今現在は別々のお店なのですが、そのお姉さんが近々、お店を出す予定です。
最近相談されまして、是非一緒に仕事がしたいと言われました。
お姉さんと一緒に仕事をすることは、願ってもいない喜びでした。
この人と一緒に仕事がしたい・・・そんな思いでいましたから。

私も、そのお姉さんのことはずっと信頼しており、仕事が別々になっても、
いまだに交流があり、お互いの誕生日などにも食事をしたり、
お互いしか知らない話なども、絶対に口外しないほど、信頼関係はあります。
人間的にも本当に、尊敬できる、日本人に近い外国人だなと、いつも思っております。

また、お姉さんは私に、いづれは私がお店をやった方がいいし、
私にそれだけの力があると言ってくれます。
お姉さんが知り合いの仲間も県外でお店を持っていて、
いづれはいい話があれば、そちらへ移ることも考えているとのこと。

そうなったときに、私に、このお店を全てあげるからやりなさいと。
私がお金が無いことを知っているので、私からお金を取るなんてことは、
これっぽちも考えていないし、妹みたいにずっと思ってきたからと言われました。

そのためには、私の名義でやれば、お姉さんが辞めた時にも、
面倒な書き替えもなく、余計な料金もかからずできるし、
外国のお店は、守ってくれる関係者に毎月決まった料金を支払います。
日本人の私の名義なら、そのお金を取りに来ることもないし、
余計な経費はかけない方向で考え、そこにたどり着いたと言われました。

私が不安なのは、名義を私にすることのメリット、デメリットが知りたいことと、
もし、名義が私ではなくても、お姉さんがお店を離れるときに、
余計な料金はかからないように、名義変更ができるものなのかどうか、知りたいです。

今、一人でずっと悩んでいます。
騙されているとは思いませんが、素人の考えで、落とし穴があるかどうか不安です。

どうぞよろしくお願いいたします。


■アドバイス

私見ですが、外国人相手の場合は、まずお互いの約束を
しっかり決めておく事が大事だと思います。

お金はお姉さんが出して、賃貸借契約や許認可の名義は貴女
と言う事になりますと、問題だらけと言った方が良いでしょうね。

営業時の、利益配分や、
場合によっては損の負担の配分はどうするのか。
家賃の支払いは現実的にどちらが行うのか。

理想は、お姉さんが資金を出し、名義もお姉さん、
貴女は単なるチーママで日給なりを決めておくと言う事になるでしょう。
店が儲かるのか、損するのかも解からない、開店前の状況ですと、
お姉さんがいなくなったら、、閉店も有り得る訳です。
儲かっている店なら、お金を出してでも
賃貸借契約を新規契約しても良いでしょう。
但し、田舎なら大家さんと友達になれば、
無料での名義書き換えも可能かも知れません。
当初、借りる時に良く大家さんに事情説明しておいて、
特約条項に入れて頂く手も有ると思います。

賃貸借契約上、もっとすっきりする方法としては、
小さな会社を作りお姉さんを代表者とし、その会社名義で借りる。
その保証人は、貴女とお姉さんの両方を知ってる
信頼出来る第3者に依頼する。
お姉さんが居なくなる時は、代表者を貴女に入れ替える。
と言う手段も考えられると思います。

(高原開発・涌井さん)

法人契約と個人契約について

相談内容 法人契約と個人契約について

東京・女性・40代
通勤にかなり時間がかかる友人がいるのですが、終電を過ぎてしまうことも多い為、
このたび会社が勤務先の近くに住居を借りてくれることになりました。
しかし、法人契約だと何かと手続きが面倒だからということで、
住居自体は個人(友人)の契約にし、
会社からは直接友人宛に家賃相当額を毎月支払うという形をとるそうです。
ただ、友人の勤務先の他の社員達も終電を逃した場合には使う予定で、
友人自体は週1.2回くらいしか使わない見込みです。
他の人も使うのに友人が契約主?になるのはおかしいとも思いますし、
家賃相当額を受け取る事でその収入に対して税金がかかるとなんだか損をしている気がして・・・
それ以上に、他の人も使う住居を友人名義で借りる場合、
何かトラブルがあった場合に友人に責任がかかってしまうのではないかと心配しています。

住宅借り上げではなく個人の契約にするということは一般的によくあることなのでしょうか?


□■アドバイス

私見ですが、
『ただ、友人の勤務先の他の社員達も終電を逃した場合には使う予定で、
友人自体は週1.2回くらいしか使わない見込みです。』
ということになりますと、通常は法人契約になると思います。

個人契約の場合、大家さんが、その様な使い方を
契約書上で承諾して無い場合は、契約違反となる恐れも御座います。

(高原開発・涌井さん)

借りてる職場の住所表記が違い、農地だった問題について

相談内容 借りてる職場の住所表記が違い、農地だった問題について

沖縄・女性・30代
こんにちは。今職場として賃貸させてもらっています。
契約時には個人自営業でやっていて販売も行うことは、
不動産屋さんも承知でした。契約書にも職業の内容も書かれています。

この場所を借りて1年半になりますが、今まで個人自営業から法人になることで、
警察署から発行される古物商を法人名義で取り直す事になり、
家主さんのこの場所の資産評価なども必要となりました。
不動産屋さんにお願いし、取ってきて貰った書類を見てびっくりです。
住所の番地が全然違うんです。

家主さんは、この書類に載っている住所で当たっているし、
営業ができればいいんだろと言っているみたいなんです。
不動産屋は、貸す時に住所は家主から聞いた住所だから、
自分たちもわからなかったというんです。
1年半も違う住所で営業していたことに唖然としています。

法人登記もすでに完了しているので、
住所が違うとなると登記情報もまた変更しなければなりません。
その為に、名刺や看板、事務処理など変更手続きで金額が2重になってしまうんです。
不動産屋さんに請求したら、家主に請求する、
自分たちは払う事は、一切できないといわれました。

もう1つ、驚いた事がこの借りた場所は、農地と言うんです。
契約時には地目に関して一切言わなかったのに、
今回の事がわかって急にここは農地だから、
住所を変更するとなれば、家主さんが不利になると言って来たんです。

不動産屋さんは、全然関係ないような顔をするんです。
不動産協会に相談しようか、どうしようか悩んでます。

何か良い方法はありませんか? 宜しくお願いします。


□■アドバイス

私見ですが、貴方も事業者ですから、
消費者契約法や民法の対象とはなり難いかと思います。
つまりは、商人は契約等に於いては、その内容や
調査・検品については自己責任を追わなければいけない
と言う事が商法で規定されており、
その対象となる可能性が高いと言うことになると思います。

今回の件で、問題となるのは宅建業法の説明責任の問題でしょうか。

事業用賃貸借契約となると微妙な判断も必要となりますので、
不動産協会の無料相談と、更に併せて弁護士等の専門家に
相談されることをお薦め致します。

(高原開発・涌井さん)

敷金の追加について

相談内容 敷金の追加について

東京・30代女性
今年3月に賃貸マンションへ入居致しました。
現在、そこでお店をやっております。
店舗としての契約ではなく、住居としての契約で入りましたが、
契約前に、店舗にするという話を不動産屋と大家には伝えており、了承済みです。
また、不動産屋には店舗で使用することを了解する旨を書面でもらっています。

しかし、大家側が不動産屋を変えたため、問題が起こりました。
新しい不動産屋は、
  「店舗にしているならば、敷金は5ヶ月分必要です」
と言ってきました。
すでに、こちらは2ヶ月分の敷金を払っているので、差額を収めるように
とのことですが、5ヶ月分必要ならば、最初から入居を考えなかったと思います。

商売を始めてしまっており、引っ越しは不可能ですので、
今さら差額を請求されて困っています。
契約では2ヶ月の敷金ということになっているのに、
こんなことが通ってしまうのでしょうか?
また、更新時期まではこのままで通せても、
更新の際に契約内容を変えられてしまうことはあるのでしょうか?

大家側は穏便に済ませたいとの考えのようですが、大手の不動産側は
かなり強気で、大家側も「できれば、払ってほしい」というニュアンスです。
アドバイスをお願い致します。


□■アドバイス:1

私見ですが、旧不動産屋には店舗で使用することを了解する旨を
書面でもらっていて、かつ、当初、契約で敷金が2ヶ月で
契約書に明記されているのであれば、
たとえ、相手が大手であろうがなかろうが、不動産会社を変えた程度で、
敷金の追加を請求するのは確かに納得できないですね。

増額する根拠を大手不動産会社の社長名で提出していただき、
請求書も社印のあるものを出して頂き、それから検討すれば良い事でしょう。

まずは、
   ●きちんと契約書があり、書面による承諾があるにもかかわらず、
    なぜ、敷金の増額を大手不動産会社が要求してくるのか?
  
と、その理由を文書で確認することが大切だと思います。

(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

早速のご回答ありがとうございます。

本日、また新たな展開になりました。
旧不動産屋の「店舗使用、敷金2ヶ月」の承諾書面は、
不動産屋が勝手に作成したもので、
大家側はそんな書類は知らないと言ってきました
(もちろん、控えは当方で保管しております)。

しかし、口頭で承諾の意思を確認しており、
今になってそんなことを言い出すのが納得できません。
とにかく、アドバイスしていただいたように、
新不動産屋へ納得のいく回答を求めたいと思います。


□■アドバイス:2

私見ですが、当時の経過を「経過書」としてまとめて、
   ●口頭による大家の承諾があった」ということ
  を、旧不動産屋に署名・捺印を頂いて、追認してもらってください。
  この時に、必ず、
  「大家は不動産業者が勝手に書類を作成したと言っているが、
   そのことについてどう思うか?」
  ということを確認して、書類で返答してもらって下さい。

  その上で、経過書に貴方と旧不動産業者の署名捺印をして、大家に対して、
   ●本当に旧不動産業者が勝手に作成した書類かどうか?
  という質問状を出して、署名・捺印入りの返答書を要求して下さい。

それと、今後、大家や不動産業者からの口頭による請求等は一切断り、
必ず不動産業者の社長と大家の署名・捺印の有る書類以外は
受け付けないという意思表示を明確にするために、
各相手に対してそれらを明記した書類を送って下さい。

(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

詳しいご回答、ありがとうございます。
大変心強く読ませていただきました。

何でも書面にしておくことが大切なんだと実感しました。
前不動産会社がまともな返答を返してくれる確信は持てませんが、
できるだけ頑張って交渉してみます。
あとは、更新の時期に「契約内容の変更」という形で請求されないかが不安ですが、
その辺もうやむやにされないように、大家側に聞いてみようと思います。

最初はどうしたら良いのか分からずに不安でしたが、
今は前向きに頑張れそうです。ありがとうございました。
また結果が出ましたら、報告させていただきます。

賃料交渉決裂に起因する立ち退き要請について

相談内容 賃料交渉決裂に起因する立ち退き要請について

神奈川・20代男性
はじめまして、飲食業を営むサッカーと申します。
テナントの契約更新についての相談です。

先日、仲介の不動産屋さんから、
  「大家さんから、今度の契約更新時に
   賃料を改定(値上げ)して欲しいとのことなんですが…」
と、連絡を受けました。
私も以前から大家さんに、
  「共益費(階段及び看板の電気代)が以前より高くなったから、
   次回の更新時に家賃の改定を…」
という話は聞かせれていました。
大家さんともめたりするのも嫌だったので、
少しくらいなら…と思っていたのですが、
金額を聞くと家賃を10%以上値上げするとのことでした。

 その理由については、
   ・火災報知器の設置費用、および階段などの電気代を考慮して
 とのことでした。
  
火災報知器を設置する理由として、うちの様な風俗営業の店舗が
入居するテナントは、法改正により義務づけられたのですが、
だからといって火災報知器の設置負担は貸主の負担だと思っていました。

ですので、私の方で、「これ位までの値上げなら…」と交渉すると、
 「その家賃なら、消防設備の50%を負担して下さい」
と言われてしまい、それは難しいのでできないと返答すると、
 「では、契約は更新せず時、間の猶予をもって
  契約解除、退去して頂きます」とのことでした。

急にその様なことを言われても困るので、消費者生活センターなどに
相談してみると、やはりその様な設備は貸主の負担なので
払う必要は無いと聞きました。
 その旨を不動産屋さんに伝えると、
「それはあくまで一般論であり、これは当事者同士の話し合いだから」
と聞く耳を持ちません。
そして、
「6ヶ月後に契約解除とし、退去してもらう」
とのことです。

しかし、契約した時に仲介した業者というのが
大家さんの知り合いが働いている不動産屋で、
契約書もその不動産屋の名前が記されています。
その人が違う不動産屋に移った時に、
  「契約書はそのままで構わないので、振込先だけ新しい会社の方に」
と言われました。
結局、また違う会社に移り、今では3社目です。
しかもこの時は連絡もしてこない始末でした。

交渉していても仲介というより、大家さんの代理人のような感じです。
この様な設備負担を借主も負担しなくてはいけないのでしょうか?
また、この様な理由で、
私どもの店は退去(契約解除)しなくてはならないのでしょうか?
是非、お力を貸して頂ければ…と思っています。


□■アドバイス

出て行かなければならないのか…とのことですが、
サッカーさんは、値上げ要求された家賃が、近隣の同等物件と比べて、
安いとお思いですか、それとも非常に高いとお考えですか?

つまり、ここがトラブルの原因です。
  もし出て行きたくなければ、
   ●賃料が高いか安いかを裁判所(簡易)申し立てを行った後、
    それなりに、今の貸りている所でなければならない理由を申し出る必要
  があります。
  一般居住用賃貸とは違い、テナント等は、ここでなければ、
  生活の場が失われる(収入が完全に無くなるなど)の正当な事由が、
  ある程度(60~70%位)必要となります。

  私の結論としましては、
   ●借りているものが絶対的に強いなどと勘違いしないこと
  です。
  
裁判所に賃料減額請求、または、増額請求の申し立てで不服があれば、
ある程度の法律で定められて期間をおいて通知すれば、契約解除できるのです。

原則賃貸借契約といっても契約の一種ですから、解除も締結も本来、自由です。
ただし、一般賃貸住宅は「住み家は必ず必要である」が故に、法的に守られています。
(東京都東村山市・佐藤政利さん)

設備のエアコンを勝手にプレゼントすることについて

福岡・30代女性
■物件について
   ・H9年12月から3DKのアパートを賃借
   ・物件の契約は、主人が経営している会社の法人契約
   ・日当たりが良く、夏場はエアコンが必須
   ・エアコンが無ければ、契約はしていなかった

  ■問題
   ・「設備」としてついていたエアコンが故障
   ・エアコンはオーナーの意向がわって、
    「設備」から「プレゼント品」になったので、
    次回以降、修理も取り替えもできないと言われる
   ・契約書には「エアコンは年数が経ったら設備から外す」
    などの記載は無い
   ・契約内容の変更に関して了承を得るような記載も無い
   ・入居者に事前の説明や案内をする義務はないと言われる
   ・その他、あらゆる部分で、不動産屋の誠意を感じない対応が多い

  ■相談内容
   ・資金や登記の関係などから、簡単に引越できない状況です。
    このまま泣き寝入りする以外に方法は無いのでしょうか?
   ・そもそも、このような勝手な変更は法律的に問題は無いのでしょうか?

何かありましたら、良きアドバイスをお願いします。




□■アドバイス:1

大家さんの言い分や不動産屋さんの言い分は、契約違反です。

まず、あなたが続けて使いたいなら、取り外さないとしても
「プレゼント設備」(?)に契約を変える月から家賃を下げるべきです。
ただ、そうしても、撤去費用の負担は、あなたになります。
  
それもいやなら、今すぐ撤去してもらい、自分の費用で新しいのを設備します。
撤去費用がかからない分、少しは安いです。

その代り、退去のときは、外す義務があります。今のが修理しながら使えるなら、
家賃を下げてもらうのが、とりあえずの出費を抑えられます。
その場合も、残置した場合の負担をはっきりしておきましょう。
  
ちょうど退去するときに壊れた場合は、そのまま退去しても、
残置物として撤去費が金銭賠償の対象にならないように…。

いずれにしろ、家賃も下げない、ACのメンテはしない…は、勝手すぎます。
役所の相談窓口に行ってでも、譲歩せずに交渉しましょう。

(設備の査定のプロ・中尾正文さん)




■□相談者より

早速アドバイス頂きまして、本当にありがとうございます!
「私の言い分は間違っていなかった!」と心強い思いです。

撤去費用の負担については、元々、「設備」だった物をオーナーの都合で
勝手に「プレゼント「に変更している事と、
不動産屋の方が「撤去費用はこちらで持ちます」と明言しているので、
出して頂けると思います。
  
ただ、今後の交渉の為にも、この点も明確にしておく必要があるかもしれませんね。
とにかく撤去は早目にして頂くようにしたいと思います。

「役所の相談窓口に行ってでも、譲歩せずに交渉しましょう」は、そうですね。
やはりオーナーとの直接交渉となった場合、第3者に交渉の場にいて頂いた方が
スムーズに事が運ぶかもしれませんし、そういった相談に乗って頂いたり、
相談窓口の活用も視野に入れて今後の交渉に臨みたいと思います。
本当にありがとうございました!めげないで頑張ってみます!




□■アドバイス:2

中尾正文さんのご返答の通りだと思います。
そこで、相談者さんに確認しておきたい事があります。

賃借している物件を契約する前に重要事項の説明があったと思いますが、
そこの設備欄等にはエアコンが明記されていますか?

それだけ確認しておきたいので、宜しくお願いします。

(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

早速返答頂き、ありがとうございます。
まだ確認はしていませんが、確かエアコンは明記されていたと思います。
また、不動産屋も「契約時には『設備』だった」と
ハッキリ認めていますので、間違いないと思います。




□■アドバイス:3

明記されていて、業者も設備として認めているのであれば、
大家負担で新しいエアコンに付け替えていただくか、修理して頂いて下さい。
これは当然の請求だと思います。

(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

丁寧なご回答、ありがとうございます。
法人契約のため、経理処理の関係で、契約書が主人の実家にあり、
明記されているかの確認は、まだ取れていませんが、
近日中にしっかり確認しておきたいと思います。
  
ただ、オーナーに修理・取替えの意思が全くなさそうなので、
家賃の値下げを最終目的に、現物(故障品)の撤去をして頂こうと思っています。

今回は本当にありがとうございました。
皆さまのアドバイスを参考に、めげずに頑張ります p(*^v^*)q




□■アドバイス:4

当然の権利だと思って頑張って下さい。
なお、そのエアコンが前住人が設置して置いて行ったものだとしても、
そんな事は考慮する必要はありません。
もし、おまけのような物の場合であった場合、その内容をしっかり
重説や契約書に明記すべきで、その作業や説明を怠った賃貸人(大家)と
不動産業者に非があります。

(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

契約書を確認しました。
確かにエアコンは「設備」だったのですが、気になる一文がありました。
 「特約事項」の隅に、

  ※入居中の諸注意(設備面)
    2.中古物件において風呂釜、給湯器、シャワー、冷暖房機等の諸設備の
     小修理においては、(配管の詰まりを除く)
     契約日より3ヶ月を経過後故障が生じた場合は、
     乙(入居者)の負担において修理を行う。
     なお、本体の修理不可能な破損等の場合は、
     甲(貸主)乙協議にて解決する。

しかしながら、契約時にこの事項についての説明は一切無く、
話した限りでは不動産屋ですら、この事項の存在を知らないようです。
もちろん他の入居者の方も知りませんし、第一、「設備」としておきながら、
このようなことが許されるのでしょうか?

これではほとんど全ての「設備」を自費で修理しながら
暮らしていかなくてはなりません。
それに「エアコンは『設備』から『プレゼント品』に変更…」と、
「設備」以外のものに勝手に変更されているので、
もはやこの事項にすら当てはまらないと思われるのですが…。




□■アドバイス:5

媒介不動産業者が知らなかったと言うことはありえません。
以下は重要ですので、正確に返答をお願いします。

   ・契約の前に重要事項の説明はありましたか?
   ・あった場合、重説の時に取引主任者証の提示は有りましたか?
   ・契約時には取引主任者から契約書及び特約条項の説明はありましたか?

以上、宜しくお願いします。

(高原開発・涌井秀人さん)




■□相談者より

ご回答、ありがとうございます。

ありえないとのことですが、先日、
「設備について、契約書に何か特別な記載がありましたか?」
と不動産屋に尋ねたところ、はっきりと、
「設備については一切ありません」との回答でした…。

お聞きいただきました部分、まず、
重要事項の説明はあったように記憶しています。
ただ、取引主任者証の提示はありませんでしたし、
特約条項に関しても説明はありませんでした。

実は、現在の法人契約の前に、同じ物件を主人の個人名義で契約していました。
その最初の契約が、H9年11月15日(入居開始が12月1日からでした)で、
法人契約に切り替えたのがH13年11月1日です。
その契約切り替えの手続きは、会社の経理を担当してくれている義母が
代理でしてくれたのですが、その際にも特約条項について、
再度説明があるようなことも無かったようです。
この件については、義母も知りませんでした。




□■アドバイス:6

平成13年の契約は、敷金の清算、新しく礼金などを入れた
新規契約だのでしょうか?それとも、単なる名義の書き換えで、
敷金や礼金は、平成9年の契約のものをそのまま継続したのでしょうか?

もし、平成13年の契約が名義の書き換えだけだとすれば、
平成9年の最初の契約が元になる可能性があると思います。
でも、8年前の契約書や重説がすぐ見れる状態で保存されているかどうか…。
確かに、記憶は曖昧になっているかもしれません。

業法自体は8年前でも、今とあまり変らないのですが、
宅建業者の重説に対する重要性や考え方も違っていましたし、
契約書自体も今より簡単なものでした。私も契約書を片付けてある場合に、
8年前の契約書のことを聞かれても、間違えて答えてしまう可能性は否定できません。

しかし、平成13年に全くの新規契約を行っていますと、4年前ですから、
業者もすぐ見られる状態で契約書は保存してあるはずです。
継続でも平成13年の契約書はすぐ見られると思いますが、
新規で無いと重説や契約書の説明を「今まで通りですが、質問はありますか?」
…程度の説明にしてしまう可能性があります。

正確に言えば全て説明すべきですが、業法違反かどうかは解りません。
業者が業法違反になるのかと思いましたが、ちょっと微妙だと思います。

どちらにしても、エアコンの交換…、もしくは家賃の減額を
根強く交渉するということになると思います。

(高原開発・涌井秀人さん)




□■アドバイス:7

Fudosan.JPサポートです。今回、かなり力作の投稿をいただいたのですが、
論点がぼやけてしまっては、解決に結びつかない可能性が高いと判断し、
申し訳無いとは思いつつも、大幅にまとめさせていただきました。
  
宜しければ今回の件、うちの交渉経験も踏まえて、以下、補足させていただきます。

最初にいただきました編集前の「力作」なのですが、今回は、絶対的におかしい
部分(中尾様、涌井様のおっしゃる通り、プレゼントに変更はおかしいです)を
突破口にすべきですので、日ごろの不動産屋に対する不満を爆発させてしまいますと、
話が混乱して、要求が伝わりづらくなってしまう危険性があります。
ですので、まず、この非常識な応対を認めさせ、認めた後に、
日ごろの不満を、一つずつ(箇条書きでまとめて提示すると良いと思います)、
要求と共に伝えていくことが有効かと思われます。

また、中尾様、涌井様に対するご回答の中に、「思います」が結構ありますが、
不誠実な業者とのやり取りの際、「思います」が命取りになります。
つまり、口約束などは平気でひっくり返される危険があります。
ですので、業者が約束したことは、全て書面で提示してもらうよう要求するなど
の自己防衛が必要になるものと思われます。
(もし、業者が拒んだ場合は、録音装置などで録音しておくと有効です)

何よりもご自身のため、そして、回答をくださった中尾様、涌井様をはじめ、
不動産業界の健全化を願ってFudosan.JPに集ってくださるアドバイザーの皆さんの
ためにも、根気強く頑張ってくださいね。

ご健闘をお祈り申し上げます。




■□相談者より

大変読みづらい長文を丁寧にお読みくださったようで、
本当にありがとうございました。

  > 論点がぼやけてしまっては、解決に結びつかない可能性が高いと判断
  
確かに仰る通りです。まとめて下さったお陰で、
一番の問題点が分かりやすくなっていました。

  > 日ごろの不動産屋に対する不満を爆発させてしまいますと
  
今回は我慢に我慢を重ねてきた上でのこの対応でしたので、
つい爆発してしまいました。交渉の機会ができた際には、仰るように、
その他の事も含めて、ある程度、書面にして行きたいと思います。

  > 口約束などは平気でひっくり返される危険があります。
  
そうですね。言った言わないの水掛け論になると、素人の私は有耶無耶にされそうなので、
自分の言動にも細心の注意を払いつつ、しっかり書面として残して頂くようにします。

  > ご健闘をお祈り申し上げます。

本当にありがとうございます!!!
皆さまのあたたかいアドバイスに、大変勇気付けられました。
私の家族の為に、そして同じアパートの他の入居者の方々の
今後の為にも、皆さまのアドバイスを参考に頑張ってみます。
展開がありましたらまたご報告に参ります。
ありがとうございました!!!




■□相談者より:12日後

中尾さま、涌井さま、ありがとうございました!!!
先日は色々な角度からのアドバイス、ありがとうございました。
お陰様で、
   1.故障した物を撤去し、新品に交換
   2.「設備」から外さない
という形で、解決する事が出来ました!!!

この問題以前から希望していた家賃の減額については、
オーナーがどうしても応じないという事で、
これはまた別件で請求していこうと思っていますが、
とにかく、一番して欲しかったことを、希望どおりにしてもらえる
ようになりましたので、大変満足しています(*^v^*)

しかもウチだけではなく、他の入居者の方のエアコンについても、
交換が必要になり次第、順次新品に交換してくれるそうです。
その上、今年の11月1日から、管理会社も変更になるとの事で、
これであの会社と縁が切れるかと思うと、胸がスッキリしました!!!

今回は本当にありがとうございました。
こちらに相談させて頂いて、本当に良かったと思っていますp(*>v<*)q
本当に、本当にありがとうございましたm(*_ _ )m

  P.S.涌井さま
    ご質問で「契約移行はどのように?」とのことでしたが、
    実際の入居者が変わらないということで、
    敷金等は引継ぎの形での契約移行でした。




■□相談者より:一ヵ月後

ご報告が遅れましたが…無事に解決する事が出来ました!!!
最終的に不動産屋の方が提示した条件が、
   1.故障したエアコンの撤去費用はオーナーが負担。
   2.新品のエアコンを設置する(費用はオーナー負担)。
   3.エアコンを「設備」から外さない。
   4.他の入居者のエアコンについても、取替えが必要になったら、
    随時新品に取り替える。
   5.家賃は下げない。この件に関して、今後、不動産屋は関与しない。

ということで、とりあえず第1目標の「新品のエアコンをつけてもらうこと」
は達成できました ((o(><@)(@><)o))ジタバタッ

やっぱり新品は良く効きます p(*>v<*)q
やっと普通の快適な生活が戻ってきました。交換前最後の電気代なんて、
昼間誰もいないはずで、しかも後半はエアコンが壊れて使えていなかったはずなのに、
2万円近くもいっちゃってましたから、相当電力も食ってたみたいです(- -;)

今回は本当に有難うございました m(*_ _ )m
お礼と言っては何ですが、私のBlogの方でコチラのサイトを紹介させて頂いています。
宜しかったら息抜きにでもお寄りくださいm(*_ _ )m
http://ameblo.jp/riko7526-nanakanakazu/




□■アドバイス:8

Fudosan.JPサポートです。
とりあえず、エアコンの件が解決されたようで何よりです。
新しいエアコン、快適なようですね?
エアコンのような生活家電は、映像家電に比べると派手さはないのですが、
ここ数年、驚くような進歩をしているようです。
かく言う担当の私も、昨年、現行機種に変えて、
静かさと消費電力の少なさに、ビックリしました。
ブログでのご紹介、誠に有難うございます。
うちの他サイトの担当にも、声をかけさせていただきますね。

道路工事に伴う損害賠償について

東京・30代女性
5年前、ある国道沿線に店舗を借り、飲食店を開業致しました。
半年前から前面の道路が拡張工事を開始しましたので、
当店へ進入しにくくなったことや、深夜の工事もありまして、
売上が大きく減少しております。

契約時には、不動産業者から重要事項説明もありました。
将来的に道路工事があることは契約時に説明も受けていまして、
私も工事の内容は理解はしておりました。
ただ、これについては口頭説明のみで、
重要事項には明記されておりませんでした
(最近、契約書と重要事項を見直して気が付きました)。

また、10年後に工事が完了するらしく、前面道路と当店敷地のGL差が
50センチほどできるらしく、これでは長期的な営業は難しいと判断して、
今月末には退去することになりました(6月に退去申し入れ済みです)。

そこで、ある程度の損害賠償を、貸主か不動産業者へ請求したいと
考えておりますが、果たして可能かどうか教えて下さい。
もし請求できるならば、一般的にはどの程度の範囲
(実損分か、内装改装に投資した費用の未償却分や、退去費用など)
まで、可能かも、アドバイスいただければ幸いです。




□■アドバイス

具体的には弁護士にご相談して下さい。

ここからは私見です。道路工事等の公共事業の場合に、
損害賠償を請求するのは難しいと思います。
もし、弁護士に相談し、損害賠償金が取れた場合は、
ぜひ教えて頂きたいと思っております。

(高原開発・涌井さん)

保証金の早期返還について

神奈川・30代女性
はじめまして。
義母が借りている店舗の保証金返還時期について、ご相談させていただきます。

義母は昭和63年から、現在の場所で美顔サロンを経営しているのですが、
このたび移転することとなりました。契約書には、
「敷金は原状回復後の本件店舗明け渡しと同時に返還」とあるのですが、
保証金の方は「原状回復後の本件店舗明け渡しの日から6ヶ月を経過した日」
とあります。

通常店舗の保証金返還というのは、こんなに時間のかかるものなのでしょうか?
この不動産屋は今までも色々な面で対応が悪く、
保証金の500万円がしっかり返還されるのか心配です。

なんとか早く返還してもらえるようにしたいのですが、
そのような方法はあるのでしょうか?




□■アドバイス:1

ハトマークの宅建協会の業者の場合は、
とりあえず、地元支部の主催する不動産無料相談に行って相談して下さい。
万が一、その業者が倒産などした場合でも、保証協会の供託金がありますので、
1,000万円までは保証されます。これは一業者について1,000万円ですから、
順位を保全する為にも、ぜひ、無料相談に行っておくことをお薦め致します。

(高原開発・涌井さん)




■□相談者より

アドバイスいただきまして、ありがとうございました。
早急に支部を調べて、義母と一緒に無料相談に行ってみます。

テナント立退き料の妥当性について

相談内容 

石川・20代男性
雑居ビルでテナントを運営していたのですが、
立替による退去を1月末までにと6月に言われました。

保障という形で、以下の提示がありました。
   ・賃料の50%カット(6ヶ月)
   ・撤去費用をビルが持つ

最初はこれだけでしたが、こちらに落ち度がないので、
これではきついと伝えると、15万円の保証金を追加すると言ってきました。

この内容は、ビル側の都合での立ち退きの金額として、妥当なのでしょうか?




□■アドバイス

業種によっても異なるし、地域性もありますので
これだという決まりはない筈です。引っ越すことによって発生する費用、
新たにオープンするための費用などを考えて、交渉することだと思います。
双方の都合を考慮して、話し合いで合意点をみつけるより方法はないでしょう。

(Century21ホームネット・佐藤倶之さん)




■□相談者より

ご回答ありがとうございます。
  ビル側からの話では、ご意見にありました、
   ●新たにオープンするための費用
は、普通、払わないというニュアンスの事を言われました
(そんなの普通は請求されないとも言われ、
仕方ないからと15万円ほど出してもらった感じです)。

はじめは新店舗の開店のための費用で100万円ほどと言ったのですが、
それは非常識と言われました。新店舗の初期時(内装工事とか資金)
の請求はしてはいけないものなのでしょうか?
地域性や業種で違うとのご意見でしたが、最低限、
支払わなければならない項目など、
法的にある程度、決められていないのでしょうか?

素人質問で大変恐縮ではありますが、よろしくお願いいたします。



□■アドバイス:2

状況はそれぞれみなちがうのですから、全ては状況次第です。
法的に一律に決められる問題ではないでしょう。

内装・設備全てを自己負担で行い開店したのに、出て行けといわれたら、
次の店の内装費用、設備の移転費用などは請求はできるでしょう
(相手がOKするかどうかはわかりませんが…)。

全ては、状況如何であり、交渉しだいです。
自分の方に理があると思えば、あくまで要求し交渉することだと思います。
また、相手の状況、納得できる事情があるなら、
それを考慮してあげる必要があるでしょう。

あくまで話し合いで、お互いが納得できる線で合意するしかないでしょう。

(Century21ホームネット・佐藤倶之さん)

法人契約から個人契約への変更について

相談内容 

初めて相談させていただきます。
現在の住まいは主人の会社が契約者で、私達は使用者という立場です。
家賃などは会社が支払いを行っていて、私達は賃料から住宅補助の金額を
差し引いた分だけを、給与天引きという形で会社へ支払っております。

近々、主人が転職をする予定でいるのですが、現在の住居が
大変気に入っておりますので、続けて住みたいと思っております。

そこで、以下の2点を教えてください。

   1.契約者の変更が法人から個人へなる場合は、
    敷金・礼金等はもう一度支払うのでしょうか?

   2.その場合、ルームクリーニング等で、
    一時的に退去しなければならないのでしょうか?

よろしくお願いします。




□■アドバイス

ご質問の答えとしては大家さん次第と言うしかありません。
大家さんがご主人の会社の信用を前提に賃貸借をしていたとすれば、
個人に契約を移行させることに二の足を踏む(解約を求められる)可能性もあります。

もし大家さんが契約変更を認めてくれた場合でも、
借主が変更となるわけですから、当然ながら新しい契約を結ぶ必要があります。
  
普通の場合には敷金が従前の会社に返還され、
改めて契約とともに、敷金を支払うことになるでしょう
(個人名義となれば保証人も必要となります)。

ルームクリーニングについては、
これはもう大家さんとの交渉次第ということでしょうか。

(三菱地所・寺島さん)

区画整理による立ち退き保証金について

相談内容 

店舗付き住宅の店舗部分を借りて会社事務所として使用しております。
市の区画整理が始まり立ち退きの要求があり市よりの保証金(?)の提示が
近々ある予定です。路線価図によると145Dとなっておりましたので、
\145,000/平米、借地権割合60%です。事務所は39.6平米です。
妥当な保証金額とはどれくらいでしょう?
過去のログに借地権の例がありましたが、この場合はいかがでしょう?

  もう一点は貸契約書には、
   1.其の物件は市区画整理事業区域内で、時期は未定ですが近年中
    (2年~5年)に区画整理が予定されています。
    その場合は6ヶ月前に通知いたします。
   2.区画整理が始まりますと市役所が用意した近くのプレハブを
    区画整理終了まで使用して戴く予定です。
   3.区画整理が終了しましたら新たな物件で新たな契約をして戴きます。
  との念書が借主・貸主・仲介業者の間でかわされております。

しかし、「1」の通知は遅れ、「2」に記載されているプレハブは市側では
用意するなどありえないとの話でした。貸主は市からの保障金によっては
今後のを考えるとの事です。

立ち退き時期10月末もせまっております。
貸主か仲介業者が事務所を用意しないのであれば、迷惑料(?)を請求し、
新しい事務所探そうと思っておりますが可能でしょうか? 
可能ならば妥当な金額を御教え下さい。




□■アドバイス

借地権と建物賃貸借とは全く異なりますので路線価や借地割合は該当しません。
立ち退き費用(迷惑料?)は市がその会社の事業規模や売り上げ高等を
参考に算定するもので、第三者が簡単に計算できるものではありません。
相談者さんは、区画整理の計画がある事を承知で建物賃貸借契約を締結されたもの
と思われますので、建物賃貸借契約に従って十分協議される事をお薦め致します。
協議して出た結果が満足いかないものでしたら、弁護士などにご相談下さい。

(アットホーム・香川文人さん)

道路拡張による立ち退きと補償金について

相談内容 

東京都の道路拡張のため、父が貸している店舗つきの家が
立ち退きの対象になりました。この間東京都から補償金の提示がありました。
その後、借りている方が自分に提示された金額に納得がいかないようなので、
当事者同士で話し合ってほしいと、東京都のほうから言われました。
どうやら父がもらえる補償額から、いくらかの金額を欲しいようなことらしいのです。
私は借主、貸主それぞれが東京都と交渉すればよい事であると思うのですが…。
納得してもらうために、こちらの補償金の一部を渡す必要があるのですか?




□■アドバイス

補償金は土地・建物所有者と賃借人とは別々の計算で出されます。
賃借人が補償額に不満でも貸主へ文句をいえる筋合いのものではありません。
以前は所有者が早期決着を望んで賃借人に補償金の一部を渡していたケースも
あったとの話を聞いていますが、いま、都内のように地価が落ち着いている場合は
急ぐ必要はないでしょう。東京都が賃借人との交渉がうまく行かないから、
所有者へ責任を転嫁している感じがします。
都のやり方に乗らない方がいいですね。たとえ訴訟を起されても、
貸主側が補償金の一部を渡せというようなことにはならないと思います。

(シマダ企画・嶋田尚芳さん)




■□相談者より

アドバイスありがとうございました。ここに投稿した後のことなのですが、
借主から父に電話が度々入り、一度二人で会って話がしたいと言われそうです。
父も困っており、どのように、対処してよいかと悩んでおります。
借主にはどのようにしたらよいですか?




□■アドバイス:2

貸主への補償金からは借主補償金の分としては一切支払うつもりはないと
会って話したら如何でしょう。念のため録音もとっておくことです。

(シマダ企画・嶋田尚芳さん)




■□相談者より

嶋田さんありがとうございました。その後なのですが、借主が電話したら、
父がいくらかあげてもいいと言ったと、東京都に話しているそうなのです。
それを東京都が父に確認したところ、父もそう言ったというのです。
私が父に確認したとこる、そんなことは言っていないというのです。
父も高齢のため言う事がころころ変わり、どの時点での話で進んでいいのか
困っています。こういう場合、父の意思をどこの時点で確認すればよいのですか?




□■アドバイス:3

高齢者で痴呆症状が出始めている場合の契約など法律行為は問題があります。
本人の利益を守るため、身内のどなたかが交渉を代理するか
弁護士に委任されたら如何でしょうか。いままでの電話による約束は
「いったいわないの世界」ですから全部否認する。
成年後見を申請するという手もあります。

(シマダ企画・嶋田尚芳さん)

法人契約から個人契約に変更した場合の解約の手続きについて

相談内容 

はじめまして。今年の9月に今現在住んでいるアパートを
出る予定しているものです。昨年の3月から住み始めましたが、
そのときは法人契約でした。今年の3月に主人の転職で、
法人契約から個人契約に切り替えました。

今年の9月まで合計住み期間が1年半になりますが、契約書上は
1年未満の解約は解約金として1ヶ月分家賃を多く払わなければいけないと書いてあります。

契約の形が違っていても、合計住み期間が1年過ぎておりますが、
私たちは解約金を払わなければならないでしょうか? ご回答お願いします。




□■アドバイス

入居者が同じでも、法人と個人では全く別の契約になります。
契約の解除は建物賃貸借契約に基づき処理されます。
以上により、契約書どおりと考えるべきです。

ただし、家主さんが厚意で違約金を取らないので有れば、
その厚意に甘えればいいでしょう。

仲介した不動産会社に相談はされたのでしょうか?
先ずは不動産会社に相談。次に家主に相談してみてはいかがですか?

(アットホーム・香川文人さん)

法人契約の借家の更新拒否について

■□相談内容 

借家に住んでいますが、契約は会社にしてもらって、
会社から家賃補助をうけています。
この家主から更新6ヶ月前に更新しない旨の通知がきました。
特に家主側の正当理由はありません。

家主側の一方的な都合ですが、私としては、退室することに
異論はないのですが、引越費用・照明・カーテン等
新たな生活を始めるにあたって、費用がかなりかかります。
法人契約だからといって、家主はまったく支払う気はありません。
請求できないものなのでしょうか?



□■アドバイス

更新可能契約になっているのであれば、
更新不可の理由を聞いてみるのがよいでしょう。
その理由が納得できれば、気持ちよく退去することを考えた方がいいでしょう。
引越し費用などの請求は契約上できないような規定があるはずです。

更新不可の理由にもよりますが、本来は引越し費用などは自己負担が原則です。
ゴネレば何とかなるという風潮が今でも残っていますが、
自分が惨めになるだけだし、一時的に金銭的な得をしたと思っても、
長い目で見ればそうではないのが人生でしょう。
(Century21ホームネット・佐藤倶之さん)

3ヶ月前の解約と1ヶ月前の退去について

■□相談内容  

テナントを借りています。
経済的に厳しくなり、このまま維持をしていくのは無理になったので、
不動産屋に相談して一ヶ月前予告をしたのですが、
契約書には3ヶ月前予告と書いてあって、一向に話に応じてもらえません。
恥ずかしい話、3ヶ月もこのまま維持していくのは無理があります。
そこをなんとか1ヶ月前退去通知にできないのでしょうか?
宜しくお願い致します。


□■アドバイス:1

あくまで個人意見ですので参考までにして下さいね。
買い主、借り主に不利な契約は基本的に無効又は取り消し出来ると思います。
でも、この場合意志表示から、貸し主側からは(正当事由)と
6ヶ月以上借り主側からは(正当事由なし)3ヶ月以上してから
解除出来るとなっていますね。ですので難しいのでは無いかと思います。
でも、いくら決められているからと言って、支払い出来ない事情があるにも関わらず、
解除を認めないというのもどうかと思いますね。
貸し主はいくら法律上期間が決められていても、事情等考慮して
実状に即した対応をとらなくてはならないと思います。
一度専門家に聞くと良いと思いますよ。
(天理不動産流通・金城豊治さん)



□■アドバイス:2

基本的には、1ヶ月前予告での退去は難しいでしょう。
借主に不利な契約条項は無効ですが、テンナントの場合の3ヶ月前予告は
全国的に考えても一般的な予告期間と私は解釈しています。
よって、借主に一方的に不利な契約条項とは言えませんので、契約は有効と言えます。

貸主の承諾を頂く以外に手段はないです。
又、物件を使用せずに空家賃を支払い即時解約と言うのは出来ると思います。

私が同様のケースで上手く言ったのは、借主が自分で次の借り手を探して来る
替わりに退去予告を免除してもらい、敷金等も有利な割合で返還してもらった事は
あります。この場合に貸し手としては、空家の期間が短くてすむので、メリットがあります。
(アート不動産・吉田さん)

資材置き場の立退きについて

■□相談内容 

資材置き場兼駐車場として
亡くなった父の代から借りている土地の大家さんから

 「他の人におたくより高く貸すから6ヶ月後に出ていってくれ」
 「立退き料は借地権じゃないから払う必要がない」
  
と突然言われました。
工場の隣地で30年以上借りている土地なので使い勝手が良く、
フォークリフトで資材の運搬も出来ていました。
  
今度、他所に移ったとしてもユニック車等じゃないと
資材が運べなくなってしまいます。
契約書は昔だったので作らなかったそうです。
営業補償みたいなものと中古のユニック車等の代金など
立退き料として頂く事は本当に出来ないのでしょうか?
よろしくお願いします。


□■アドバイス

今度の借主予定者より
あなたが高く賃料を払うといって継続するほうが得策ですよ。
立ち退き料をもらえるなら、ビジネスとして成り立ちますね。
(ハビット・小谷吉秀さん)


■□相談者より

小谷様のご意見は立退き料は一切もらえないという事ですね。
貴重な御時間を割いていただき、アドバイスいただきありがとうございました。

・・・8ヵ月後

アドバスありがとうございました。
無事立退き料150万円ほどですが頂きました。

商業地区で営業許可が下りない事業店舗について

■□相談内容 

ビデオ試写室の営業として、事業用賃貸借契約を結んだ物件ですが、
当方も知識がなかったのですが、店舗内装も完成し、
オープン2日目で、新風営法で、映像送信型風俗特殊営業として、
管轄の公安委員会に届け出が必要と知人より知らされました。

ただ、店舗は商業地区ですが、小学校から100m以内で、
女性のいる風俗営業店は、営業許可がとれないことは、
自分でもわかっていましたし、契約の際に、
女の子をおく風俗はできない説明は、仲介不動産業者からも聞いていました。

しかし、アダルトの個室ビデオ試写なら、商業地区だし、
誰からも文句はいわれないといわれ、契約し、
約1ヶ月間の工事をおこない、オープンしましたが、
風俗営業禁止区域のため、営業届出も出せず、開店2日目で、休業しています。

この場合、宅地物取り扱い主任の業務としての責任はないのでしょうか、
1件目でこちらの知識不足もありますが、店舗内装工事費用もあり、
営業できない状態で、また移転するにも、費用等も負担があり、困っています。
どうか教えてください。


□■アドバイス

貴方の相談は、紛争になるケースと思われます。
弁護士等に相談して調停するか、裁判をするしか方法は無いと思います。

ちなみに、業者は賃貸借の媒介をするのにあたって、
「善良なる」管理者の注意をもって媒介を行い、
賃貸借契約が支障なく履行され、依頼者がその契約の目的を
達しえるように、配慮すべき義務をおっています。

唯、貴方のケースは、契約書に目的として
アダルトの個室ビデオ試写とされているのかどうか? 
又、業者が通常の調査で営業可能かどうか判断できたのか?
 (普通の不動産業者は、あまり知らない業種では有ると思います)
貴方自身の調査不足もあり、かなり曖昧な感じがします。

又、業者に悪意が有ったとも思われませんので、
法律の専門家に相談するしか手は無いと思います。
(高原開発・涌井さん)

法人契約から個人契約への切り替えについて

■□相談内容 

現在、賃貸マンションを法人契約で住んでいます。
近いうちに転職しようと考えているのですが、
現在の住居を法人→個人への切替
をしたいと思った場合、敷金、礼金、仲介手数料等は
改めて支払う必要があるのでしょうか?
ご存知の方いらっしゃいましたら、ご教授お願いします。


□■アドバイス:1

契約をしている当事者が変わるわけですから、
基本的には新規契約と同じ事をする必要があるということです。
つまり、通常の契約金等が必要です。
現在支払っているのは、会社が支払ったものであり、
相談者さんの支払ったものではないので、
敷金の返還請求権は会社にあるでしょう。

部屋の原状回復や仲介料は、
貸主や仲介業者との話し合いで融通してもらえるかもしれませんよ。
当社での扱いは敷金礼金はいただきますが、
仲介料はいただかないで新規契約したことがあります。
但し、継続して契約するかどうかは、
新しい職業や保証人などの審査を要しますよ。
(ライズ不動産・鈴木さん)


■□相談者より

鈴木様、丁寧なご回答ありがとうございます。

  > つまり、通常の契約金等が必要です。
やはり、改めて新規契約するイメージなのですね。
予想通りとはいえ、ちょっと悲しいです。
敷金(2ヶ月)は会社負担でしたが、礼金および仲介料(どちらも1ヶ月)は
私の負担だったので、最悪、4ヶ月分を用意する必要があるんですね。
融通が利く不動産会社だと良いのですが。。。

  > 継続して契約するかどうかは、新しい職業や保証人などの審査を要しますよ。
まだ次の職も決まってないので、職業については何とも言えませんが、
保証人とは、親族とかでも問題は無いのでしょうか?
再質問の形になってしまいましたが、できればお教えください。


□■アドバイス:2

当社では、同一県内の親族を基本的に連帯保証人としてお願いしています。
職が未定の場合は、見通しがつかない場合は新規契約は難しいですね。
(ライズ不動産・鈴木さん)


■□相談者より

鈴木様、早速のご回答ありがとうございます。
一応、次の就職先が決まってから不動産会社に話をしようと思っています。
親族については、私は千葉県民ですが、東京に親族がいます。
近隣であれば問題はないかな、と個人的には思うのですが。
転職活動が本格的になってきたら、
一度今の不動産会社に話をしに行こうと思ってます。
このような話を全てが決定する前に不動産会社に持ちかけても、
煙たがられる事などは無いでしょうか?
もし、よろしければご意見をお聞かせください。


□■アドバイス:3

解約の申請期限と退職の期日の関係と
就職の見通しを勘案して相談するのがいいでしょう。
退職してからでないと職探しも本格化できないでしょうが、
業者に申し出る時は、新しい職の見通しぐらいはつけておかないと、
真剣に相談には乗ってもらえないのではないでしょうか。
生活の基盤が変わるわけですから、住居のことだけではなく、
他のことについてもよく見通した上での行動をお勧めします。
(最後はちょっとおせっかいでしたね。)

(ライズ不動産・鈴木さん)


■□相談者より

何度もご回答いただき、ありがとうございます。
業者にはある程度決まった段階で話してみようと思います。
転職については、住居の事も含めて
よく検討した上で決めていきたいと思います。
お気遣いありがとうございます。
何かわからないことが出てきたら、
また掲示板に書き込みますので、その時はよろしくお願いします。

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